国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
応用物理A
Applied Physics A
担 当 教 官 藤井俊介
学年、学科等 3年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
音や光など波動の性質について学ぶ。波動は日常生活でよく見られる現象であり、物理全般と専門で学ぶ物理関連科
目の基礎となる。実験の実施予定については、授業中に連絡する。
カリキュラムにおける位置づけ
物理I、IIおよび数学(特に三角関数)の分野を十分に理解しておくこと。
授業の内容 時間
ガイダンス 1
1.波動の基礎 11
 1.1直線上、平面上を伝わる波
   波の波長、振動数、速さ、横波と縦波
   重ね合わせの原理、ホイヘンスの原理、波の干渉・回折
   波の反射、波の屈折、全反射、定常波
   実験① 水の波
 1.2正弦波、波のエネルギー
2.音波 3
 2.1音の発生、音波の速さ、音の三要素、うなり、発音体の固有振動
前期中間試験 0.5
2.音波 2
 2.2ドップラー効果
3.光波 12
 3.1光の速さ、光の反射と屈折
   実験② 光の反射・屈折
 3.2光の回折と干渉
   ヤングの実験、回折格子、反射による光の位相の変化
   薄膜による干渉、ニュートンリング
   実験③ 光の回折・干渉
前期末試験 0.5
   
   
   
教科書
高専の物理(森北出版)
補助教科書
セミナー物理基礎+物理(第一学習社)、物理実験 中巻(島津理化)
履修上の注意
授業の欠課数が1/3以上でD評価となる。
提出物は締め切りまでに必ず出すこと。
授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。
評価基準
波の性質について基本的な内容が理解できているかを基準とする。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-5
JABEE
(c)(d)