授業の目標と概要 |
基礎的な電気回路及び直流回路を中心とした電気工学の知識は、機械系技術者として不可欠な教養である。授業に |
おいては、興味を持って電気工学の知識を系統的に理解できるように心がけた学習を実施したいと考える。最終的に、 |
機械要素の駆動や計測・制御を行うための電気工学の基本概念を理解できることを目標に講義を実施する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
機械工学科の学生として必要な電気工学と基本原理等についての知識等を修得する。特に直流・回路及び交流磁気 |
回路について基礎理解を深め、メカトロニクスを学習する上での基礎的な素養を修得する。 |
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1.電気の概念 電気の性質,日常の中の電気について理解を深める。 |
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2.電気素子と抵抗 抵抗の性質と応用について理解を深める。 |
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3.直流回路 Ⅰ オームの法則、直流回路の構成(直列,並列)について理解する。 |
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4.直流回路 Ⅱ キルヒホッフの法則について理解する。 |
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5.直流回路Ⅲ ホイートストンブリッジとその応用について理解する。 |
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6.電流の作用 電流の熱作用と電力について学習する。 |
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7.練習問題 |
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8.電流と磁気 磁気の性質について学習する。 |
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9.磁気回路と直動機 磁気回路の性質について学習し、直動機の原理を理解する。 |
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10.直動機の制御 直動機の構造と制御方法について理解する |
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11.交流と三相交流 交流(単相)及び三相交流の性質について学習する。 |
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12.三相交流回路 Y結線、Δ結線回路について理解する。 |
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13.交流回転磁界と三相モータについて理解を深める。 |
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14.総合演習問題 |
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15.総復習 |
1 |
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教科書 |
メカトロニクス電子回路 (別府俊幸,濱口哲也,渡邉修治 コロナ社)
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
評価は平常点及び中間試験・期末試験等による総合評価とする。授業出席に注意し講義ノ-トの内容を理解すること。授業の予習・復習及び演習については自学自習により学修すること。
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評価基準 |
課題及び中間試験・期末試験等による総合評価を実施する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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