授業の目標と概要 |
流体力学は、航空機、鉄道、自動車、ロケットなど空力設計に応用される学問としてよく知られている。しかし、今 |
では輸送機械以外でも、製品の品質向上、気象予測、エネルギー問題の解決、生体メカニズムの解明など、関連する |
分野は多岐にわたり、あらゆる分野で必要不可欠な学問となりつつある。本科目は、流体力学の基礎事項を学ぶ中 |
で、流体の性質、流れの現象やその原理を理解し、実際の設計開発に適用できるような応用力を身につけることを目 |
標とする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
前提となる関連科目:数学(極限、テイラー展開、偏微分、線微分、重積分、ベクトル解析)、物理(ニュートン力 |
学、熱力学) |
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1. 流体の性質と分類 |
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(1)序論 |
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(2)流体の基本的性質 |
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(3)流体の分類 |
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(4)単位と次元 |
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2. 流れの基礎 |
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(1)流れを表す物理量 |
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(2)さまざまな流れ |
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3.静止流体の力学 |
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(1)静止流体中の圧力 |
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(2)面に働く静止流体力 |
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(3)浮力と浮揚体の安定性 |
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(4)相対的平均での圧力分布 |
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4.準一次元流れ |
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(1)連続の式 |
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(2)質量保存則 |
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(3)エネルギーバランス式 |
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(4)ベルヌーイの式 |
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5.運動量の法則 |
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(1)質量保存則 |
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(2)運動量方程式 |
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(3)角運動量方程式 |
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6.管内の流れ |
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(1)管摩擦損失 |
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