国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
化学工学
担 当 教 官 筒井 健太郎
学年、学科等 5年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
化学工学は、工業生産における各種プロセス形態の分類と理解が必要である。その解説と理解を目的とする。また計測
によって
得られたデーターの適切な処理方法を学習する
カリキュラムにおける位置づけ
機械工学における工業の形態には、素材製造と部品製造(含む組み立て)と大別されるなかで、素材製造における化学工
学の果たす役割を理解する。
授業の内容 時間
1.化学工学の果たす役割とその歴史          4
化学工学の概念と代表的な歴史の学習する
2.化学工学の基礎 6
単位と次元、物質収支ととエネルギー収支、異動現象の相似形、流体の流れおよび伝熱の基礎を学習す
る。
 
6
3.化学反応プロセス                
各種反応プロセスの基礎を学習する
6
4.分離・精製プロセス               
分離・精製プロセスの学習をする
8
5.データの処理
データ処理の手法と演習を行う。                  
   
   
   
教科書
新しい化学工学、著者:化学工学教育研究会 編、発行所:産業図書
補助教科書
履修上の注意
基礎的な化学反応、流体力学、伝熱工学の理解と、図表における認識と読み取りの重要性から電卓、定規を必ず用意する。
評価基準
化学工学は物質の分離精製技術が基本であることの認識と、課題に対するレポートおよびデータ処理に関する問題解答レポートによって評価を行う。
評価法
レポートなど100%
学習・教育目標 東京高専
C-4
JABEE
(c)(d)