授業の目標と概要 |
機械製作技術の基礎である旋盤加工、フライス加工、ドリル加工、ヤスリがけ等を金属工作作業を通じて実習し基礎 |
的な機械の取り扱い方を習得する。さらに、3D-CAD製図に加え、3Dプリンタによるプロトタイピングについても実習 |
する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
1学年のものづくり基礎工学(機械工学分野)で習得した内容をさらに、詳しく取り扱い、機械製作技術のスキルを向 |
上させるものである。3学年のメカトロニクス実習、機械製作実習B、さらには5学年の卒業研究等に関連し、これ |
らに取り組む際のベースとなる部分を実習を通じて学ぶ。 |
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授業の内容 |
1.オリエンテーションおよび安全教育(2時間) |
実習工場の使い方、班分け、日誌の記入方法、服装・機械の安全点検、ノギス・マイクロメータの使い方、 |
実習レポートの書き方 |
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2.旋盤加工実習(12時間) |
旋盤の名称、注油、工具の取り付け方、チャッキング、段付棒の旋盤加工とねじ溝加工 |
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3.フライス加工実習(12時間) |
フライスの名称、バイスのセッティング、縦型フライス盤、横型フライス盤、縦けずり盤、シェイパー加工 |
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4.手仕上げ加工実習(12時間) |
切断、けがき作業、ドリル穴加工、タッピング、ヤスリがけ |
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5.3D-CAD製図実習(12時間) |
キーボード操作、直線、曲線、円弧、接線、2Dモデル~3Dモデル、寸法、仕上げ記号等CAD操作の実習 |
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6.3Dプリンタ製作実習(8時間) |
モデリング、造形 |
7.まとめ(2時間) |
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教科書 |
機械実習 上 測定・鋳造・塑性加工・溶接・切削加工[1](実教出版)、機械実習 中 切削加工[2]・研削加工・NC工作機械加工・手仕上げ(実教出版)
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
作業服上下、安全靴、帽子を着用し時間厳守で集合する。作業中および清掃時には安全めがねを着用する。実習内容を理解し、機械の操作や取り扱い上の注意を守る。安全上の留意事項を厳守し、事故のないように注意する。
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評価基準 |
機械製作に必要な基本的事項の理解の程度、安全に配慮した実習態度に関して評価する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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