授業の目標と概要 |
電気回路Ⅰの単相交流を復習しながら、その発展として、三相交流とひずみ波交流を学習する。三相交流における、 |
電圧、電流、電力の扱いに慣れるとともに、送電や回転磁界の発生における三相交流の利点を学習する。ひずみ波交 |
流では、純粋な正弦波に対して、高調波を含む場合の電圧、電流、電力の取り扱いを学習する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
2年生で学習した基礎電気回路、電気回路Ⅰを基礎とする科目。三相交流は、送電など電力の分野、大型の発電機や |
電動機の学習に必要である。電磁エネルギ−変換Ⅱの学習に必要。ひずみ波交流は、正弦波交流に、信号にせよ雑音 |
にせよ、いくつもの異なる正弦波交流が重なったものと考えられ、扱われる範囲は広い。応用数学で学習するフーリ |
エ級数と関係が深い。 |
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<三相交流> |
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0. 単相交流・多相交流 |
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1. 三相交流 |
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1.1 三相交流の表示法 |
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1.2 回路の結線法 |
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1.3 星型結線と電圧,電流の関係 |
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1.4 三角結線と電圧,電流の関係 |
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2. 平衡三相回路 |
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2.1 Y−Y回路 |
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2.2 Δ−Δ回路 |
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2.3 Y−Δ回路 |
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2.4 Δ−Y回路 |
2 |
3. 平衡三相回路における電力 |
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3.1 平衡三相回路の電力 |
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3.2 平衡三相回路の電力測定 |
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4. V結線 |
2 |
4.1 V結線と電圧 |
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4.2 V結線電源の電流 |
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4.3 V結線電源の出力 |
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4.4 V結線変圧器の利用率 |
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5. 二相交流 |
2 |
5.1 二相4線式 |
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5.2 二相3線式 |
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6. 不平衡三相回路 |
4 |
6.1 不平衡負荷 |
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6.2 キルヒホッフ則による解法 |
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6.3 不平衡三相回路の電力 |
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6.4 不平衡三相回路の電力測定 |
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7. 回転磁界 |
2 |
7.1 三相交流による回転磁界 |
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7.2 二相交流による回転磁界 |
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8. 対称座標法 |
6 |
8.1 対称成分への分解 |
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8.2 不平衡負荷 |
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8.3 一般回路における電流,電圧の関係 |
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