授業の目標と概要 |
電子回路の基礎的理解とはアナログ回路の能動素子であるダイオード,トランジスタ,FETの動作を理解しておくこと |
である.また,トランジスタやFETは電力増幅に用いられるが,電力増幅をおこなうと半導体は発熱し,放熱の必要が |
有る.放熱に関しての簡単な設計は電気系エンジニアの責任分野であるので,電子回路の放熱設計についても学ぶ. |
教科書や板書,配布物の例題が60%程度解けることを目標とする. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
電磁気学、電気回路、半導体工学の応用的な上位に位置する. |
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1.電子回路概説(4回) |
8 |
電子部品概観,ダイオード基礎,トランジスタ基礎,FET基礎について学習する. |
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2.基本増幅回路(4回) |
8 |
トランジスタの接地,等価回路,バイアス回路について学習する. |
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3.増幅回路1(3回) |
6 |
RC結合増幅回路について学習する. |
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4.増幅回路2(2回) |
4 |
トランス結合増幅回路について学習する. |
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5.増幅回路3(2回) |
3 |
直接結合増幅回路および帰還増幅回路について学習する. |
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教科書 |
書名:電子回路の基礎マスター. 著者:堀・監修,船倉・著. 発行所:電気書院.
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
実回路に置き換えた場合に興味を持つこと.授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。
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評価基準 |
定期試験で講義中や配布物の例題を60%以上解けること.
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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