国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
プログラミング言語Ⅰ
programming language I
担 当 教 官 新國 広幸
学年、学科等 2年 電気工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
プログラミング言語Cは、技術者が習得していなければならない代表的な開発言語の1つである。プログラミング言
語を習得するためには単に文法を覚えるだけではだめであり、1.基本的な文法を理解する、2.関連する例題を理
解する、3.関連する課題のプログラムを自ら作成する、という3つの段階の達成を目標としている。
カリキュラムにおける位置づけ
2年生のプログラミング言語ⅠでC言語の基礎を学び、3年生のプログラミング言語Ⅱで更に発展的な内容を学ぶ。
授業の内容 時間
1.プログラムの基礎 4
  プログラムが実行されるまでの処理の流れと、パソコンでの操作方法を学習する
2.数字と文字の扱い
  プログラムで使用する数字や文字、及び、変数の概念を学習する。 4
  さらに、文字、数字について、キーボードからの入力方法、ディスプレイへの出力方法について学ぶ。
3.演算子
  変数を用いた演算子の働き、及びその実行結果を学習する。 4
前期中間試験 1
4.分岐と繰り返し 12
  最も簡単な制御構造である分岐と繰り返しについて学習する。
5.PICマイコンの活用
  PICマイコンを用いたLED点滅実験を通して、マイコンにおけるプログラミング技術について学ぶ。 4
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
速水謙、末森保志:プログラミング技術、実教出版
補助教科書
履修上の注意
毎回課題を出題する予定である。人のプログラムをコピーするだけだと全く実力が付かず、テストの時点でプログラムが作成できなくなってしまう。必ず自分で考え、ゼロからプログラムを作成できるように、日頃から訓練すること。(提出された課題が明らかにコピーしたものである場合には0点評価とする)
評価基準
テストでは、単に知識を問う問題だけではなく、授業中に行った課題の範囲で、ゼロからプログラムを作成する問題によって、プログラム作成能力も加味して評価を行う。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-2
JABEE
(d)(h)