国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
工業実用英語
 
担 当 教 官 須原 啓一
学年、学科等 4年 電気工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
電気工学が関連する分野に現れる平易な英単語や英文に、数多く、また繰り返し接する機会とする。文章の内容は、
すでに知識としてあるものを多く取り上げ、それらが英語でどのように説明されているかを見る。これをとおして、
科学・技術・工学を内容とする文章に慣れ、それらを読む力を養う。また、辞書を参照しながら、マニュアルの英語
を読み取る力を養う。
カリキュラムにおける位置づけ
3年生までの学習で十分に理解できる程度の科学・技術・工学に関する知識が、2年生の Science English 等で学ん
だ英語表現では、どのように表わされているかを学習する機会とする。
授業の内容 時間
1.語句(単語、文節)に注目する: 14
技術文では、正確さを要求される場合が多い。しかし、伝えたい概念をひとつの単語で表現することは、多
くの場合、困難である。ある特定の概念を、複数の単語を使って、より正確に表現している例に注目しなが
ら、文章を読む。読む材料として、
 (1)電気・電子工学に関連する平易な文
 (2)機械・情報工学に関連する平易な文
 (3)自然科学(数学・物理・化学)に関連する平易な文
 (4)取り扱い説明書の例
をとりあげる。
前期中間試験 1
2.単文に注目する: 14
技術文では、記述を明確にするために、しばしば、「一つの文(one sentence)には、一つの事柄だけを述
べる」ことが奨励されている。単文による的確な表現に注目しながら読む。
前期末試験 1
3.文と文のつながりに注目する: 14
技術文では、原因、結果、理由、条件、対比などを表現することが多い。どのように表現されているか、実
例に注目しながら読む。
後期中間試験 1
4.文章を読む: 14
専門家向けではなく、一般人向けの百科辞典や解説書、初学者用教科書、製品マニュアルなどにある 200〜
300 語程度の英文を読む。
学年末試験 1
   
   
   
教科書
プリント教材を使用する
補助教科書
履修上の注意
英語の辞書を準備すること
評価基準
授業中に、単語や表現に関する演習をおこなう。この演習程度の問題で 60 点以上の力をつけること。
評価法
定期試験100%
学習・教育目標 東京高専
B-3
JABEE
(f)