授業の目標と概要 |
電気工学が関連する分野に現れる平易な英単語や英文に、数多く、また繰り返し接する機会とする。文章の内容は、 |
すでに知識としてあるものを多く取り上げ、それらが英語でどのように説明されているかを見る。これをとおして、 |
科学・技術・工学を内容とする文章に慣れ、それらを読む力を養う。また、辞書を参照しながら、マニュアルの英語 |
を読み取る力を養う。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
3年生までの学習で十分に理解できる程度の科学・技術・工学に関する知識が、2年生の Science English 等で学ん |
だ英語表現では、どのように表わされているかを学習する機会とする。 |
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1.語句(単語、文節)に注目する: |
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技術文では、正確さを要求される場合が多い。しかし、伝えたい概念をひとつの単語で表現することは、多 |
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くの場合、困難である。ある特定の概念を、複数の単語を使って、より正確に表現している例に注目しなが |
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ら、文章を読む。読む材料として、 |
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(1)電気・電子工学に関連する平易な文 |
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(2)機械・情報工学に関連する平易な文 |
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(3)自然科学(数学・物理・化学)に関連する平易な文 |
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(4)取り扱い説明書の例 |
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をとりあげる。 |
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2.単文に注目する: |
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技術文では、記述を明確にするために、しばしば、「一つの文(one sentence)には、一つの事柄だけを述 |
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べる」ことが奨励されている。単文による的確な表現に注目しながら読む。 |
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3.文と文のつながりに注目する: |
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技術文では、原因、結果、理由、条件、対比などを表現することが多い。どのように表現されているか、実 |
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例に注目しながら読む。 |
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4.文章を読む: |
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専門家向けではなく、一般人向けの百科辞典や解説書、初学者用教科書、製品マニュアルなどにある 200〜 |
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300 語程度の英文を読む。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
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評価基準 |
授業中に、単語や表現に関する演習をおこなう。この演習程度の問題で 60 点以上の力をつけること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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