教科目名
アナログ回路Ⅰ
担 当 教 官
:
伊藤 彰
学年、学科等
:
4年
電気工学科
通常講義
単位数 期間
:
必修
1 単位
前期
週2時間
(合計 30 時間)
授業の目標と概要
電子回路の知識はエレクトロニクスの基礎として必須のものである。半導体素子を中心とする電子デバイスを用
い、能動素子として動作させる電子回路についての基礎知識を十分理解できるように授業を進める。
教科書の例題,演習問題が60%程度解けることを目標とする.
カリキュラムにおける位置づけ
電磁気学、電気回路、半導体工学の応用的な上位に位置する.
授業の内容
時間
1.電子回路概説
7
電気回路と電子回路,
アナログ電子回路とディジタル電子回路,
線形回路と非線型回路,
電子回路素子(抵抗,コンデンサ,ダイオード,トランジスタ)について学習する.
2.基本増幅回路
8
トランジスタの特性,
増幅の原理と各種接地方式,
増幅度の図式計算,
等価回路による増幅度の計算,
増幅回路の入出力抵抗,
バイアス回路と安定指数,
FETのバイアス方法と等価回路について学習する.
7
3.RC結合増幅回路
RC結合1段増幅回路,
7.5
RC結合2段増幅回路について学習する.
4.直接結合増幅回路
エミッタ接地2段直接結合増幅回路,
帰還バイアス形エミッタ接地2段直接結合増幅回路,
ダーリントン接続増幅回路について学習する.
前期末試験
0.5
(続き)
教科目名
アナログ回路Ⅰ
教科書
書名:電子回路、著者:須田,土田、発行所:コロナ社
補助教科書
履修上の注意
半導体素子(ダイオード、トランジスタ、FET)の基礎事項を十分理解していること.
評価基準
定期試験で教科書の例題,演習問題レベルの問題が60%以上解けることと授業のノートがきちんと取れていること.ただし,欠課が1/3超は不合格.
評価法
ノートの内容25%,定期試験75%
学習・教育目標
東京高専
C-2,C-6
JABEE
(d)(h)