授業の目標と概要 |
電磁波基礎の授業では、まず、基礎電磁方程式として電磁法則とマクスウエルの方程式(積分形及びベクトル演算子 |
を用いた微分形)のを理解し、次に電界と磁界の波動である電磁波の基本的性質、平面電磁波の反射と屈折、電磁波 |
の放射の基礎について学習する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
物理、解析学、応用数学、電磁気学、過渡現象論、回路網理論などを基礎とした科目である。電磁気学の電磁波部分 |
の内容であり、電磁波工学の基礎を担っている。 |
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1.電磁波 |
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電磁法則、変位電流、マクスウエルの方程式、波動方程式、電磁波、 |
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平面電磁波、電磁エネルギーとポ インチングベクトル |
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2.平面電磁波の反射と屈折 |
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構成方程式、境界条件、フレネル反射・透過係数、位相速度と群速度 |
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平面電磁波の反射と屈折(前期中間前の続き) |
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3.源と界 |
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一次波源と二次波源、電流と磁流による界、遠方界、電磁界の双対性と可逆性 |
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4.素電磁流源からの放射 |
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電気ダイポール及び微小ループからの放射 |
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教科書 |
書名:電気磁気学[第2版]、著者:安達三郎・大貫繁雄、発行所:森北出版 書名:電磁波工学、著者:安達三郎、発行所:コロナ社
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
ベクトル、微分積分学、物理、電気回路、電磁気学の基礎事項(静電界、静磁界、定常電流界及び電磁誘導など)を理解していること。
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評価基準 |
電磁法則、波動方程式、電磁波の基本的性質、平面電磁波の反射と屈折などについて学習し、教科書レベルの問題で60点以上をとること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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