授業の目標と概要 |
人間が日常的に行っている知的活動をコンピュータに完全に代行させることは不可能である。本講義では,パタン認 |
識の課題を取り上げ,直感的手法に基づく自動認識には限界があることを学び,確率・統計に基づく認識手法の学習 |
を通して,知識情報分野における数学の役割を理解する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
これまで学んだプログラミングや基礎数学を土台として,コンピュータにおける知識処理の困難さを体得すると同時 |
に,基礎数学の重要さを課題を通して再認識することが本科目の主なねらいである。 |
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1.ガイダンス |
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本講義の目的・概要を説明する。 |
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2.概要および課題説明 |
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課題の説明を行い,グループ編成・実施計画書の作成を行う。 |
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3.直感的解決法による課題プログラムの開発 |
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班毎に課題の実現方法を検討し,プログラムの使用策定を行う。 |
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その後,グループごとのプログラム開発を行う。 |
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3.直感的解決法による課題プログラム開発(継続) |
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引き続きプログラム開発を行う.班毎に教員を交えてのディスカッションを行い, |
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実現方法に関するアドバイスを与える。 |
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4.コンテスト(1) |
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開発プログラムの評価を行うため,コンテストを実施する.また,コンテスト結果を踏まえて |
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発表会・報告書作成を行う。 |
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5.パタン認識のための基礎理論 |
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課題の内容に関する基礎理論の解説を行う. |
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6.基礎理論に基づく課題プログラムの開発 |
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修得した基礎理論を活かし,プログラムの改良を行う. |
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6.基礎理論に基づく課題プログラムの開発(継続) |
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7.コンテスト(2) |
4 |
開発プログラムの性能評価を行うため,第2回コンテストを実施する。 |
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コンテストでは,改良前後の性能比較を行うための実験を行う. |
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また,コンテスト結果を踏まえて発表会・最終報告書作成を行う. |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
「プログラミング言語」の内容を良く復習しておくこと。
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評価基準 |
課題に関する知識を理解していること,および,課題の取組み・成果が目標に到達しているかどうかによって,合否の判定を行う。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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