| 授業の目標と概要 |
| オペレーティングシステム（ＯＳ）は今日のコンピュータシステムにとって不可欠なものであり，その動作原理を学 |
| ぶことはソフトウェア技術者にとって非常に重要である。ＯＳの基礎理論を習得し，ＯＳのソースコード断片を解読 |
| しながらその実装を感得することを目標とする。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| オペレーティングシステムⅠでは，リアルタイムＯＳを例として簡易ＯＳの機能をプログラム読解と一部製作によっ |
| て理解した．本科目ではＯＳに不可欠な機能について動作原理を学ぶものである。 |
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| １．オペレーティングシステム概要 |
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| 位置づけと定義，歴史，分類，役割，システムコール，構造 |
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| ２．プロセスとスレッド |
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| 概念，プロセス，スレッド，プロセス間通信，スケジューリング |
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| ３．デッドロック |
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| 概念，リソース，デッドロックの条件とモデリング， |
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| 検出と回復，回避と予防アルゴリズム |
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| ４．メモリ管理 |
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| 概念，スワッピング，仮想メモリ，ページ置き換えアルゴリズム， |
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| ページングとセグメンテーション |
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| ５．入出力 |
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| 概念，ハードウェアの原理，ソフトウェアの原理， |
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| 事例研究（ディスク，CUIとGUI，ネットワーク，電力管理） |
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| ６．ファイルシステム |
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| 概念，ファイル，ディレクトリ，実装方式 |
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| ７．マルチプロセッサシステム |
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| マルチプロセッサ，マルチコンピュータ，分散システム |
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| ８．事例紹介 |
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| セキュリティ，UnixとLinux，Windows(XPとServer) |
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| 教科書 |
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| 補助教科書 |
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古市栄治著「オペレーティングシステム入門」日本理工出版会
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| 履修上の注意 |
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オペレーティングシステムⅠの内容を十分に理解し，ＣプログラミングとＵＮＩＸコマンドの知識があること。適宜レポート提出や演習を行う。尚、必要に応じて「モダンオペレーティングシステム第2版、Andrew S. Tanenbaum，水野忠則（翻訳）」を参考図書として活用すること。
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| 評価基準 |
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オペレーティングシステムの動作原理が理解できているかどうかを合否の基準とする。
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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