国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
計算機システム
 
担 当 教 官 (未定)、平尾 友一
学年、学科等 5年 情報工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
修得済み専門基礎科目(論理回路・電子計算機・OS・情報通信工学等)の上に,コンピュータの設計思想を修得すること
を目的とする.授業形態は,課題を自ら選び,調査・研究し,その成果を学会形式で発表し,討論し,発表成果を全受
講生による評価とする能動学習授業形態とし,今後の新技術獲得法と表現力・討論能力を育む.
カリキュラムにおける位置づけ
4年次までに学習した専門科目の中から興味ある分野を各自選択し,そのさらに発展させた内容について調査・研究を
行う.
授業の内容 時間
1. マルチメディア活用能動学習授業形態解説 2
 能動学習授業形態と必要機器を解説する.
2. 必須・自由課題の提示と説明 1
 提示された必須課題及び自由課題の中から一つを選択する.
3. 課題及び発表希望日の選択と計画書提出 1
 全受講生の選択結果を査閲し,調整する.調整結果を前期授業の案内としてWeb掲載する.
4. 調整された発表日時に逐次発表 24
 発表の持ち時間は,一人当たり20分(発表15分,質疑5分)とする.
 必須課題は次の通り.
 ・計算機の歴史
 ・CPUの高速化
 ・メモリアクセスの高速化              
 ・処理効率向上のためのシステム構成技術
 ・信頼性向上のためのシステム構成技術
 ・Googleの高速化の仕組み
 自由課題は情報通信・制御工学・ソフトウェア工学・人工知能分野に限定する.
 受講者は、発表終了時に評価を行なう.
 発表者はそれを元にレポートを作成し,また発表内容に即した試験問題を作成して提出する.
前期末試験 0.5
5. 試験問題の返却・問題の作成者による解説 2
   
   
   
   
   
教科書
補助教科書
履修上の注意
発表当番日までは,調査研究の進捗状況を週報として担当教員にe-mailにて報告すること.また,発表後自己評価と全受講生の評価結果の差異及び調査・研究・資料作成に要した時間を担当教員に報告すること.
評価基準
発表内容が充分であることは無論であるが,発表前の進捗報告,発表者に対する評価,事後レポート,期末試験の作成,などの取り組みの姿勢がしっかりしていること.
評価法
定期試験35%,提出物等65%
学習・教育目標 東京高専
B-2,C-3,D-5
JABEE
(c)(d)(e)(f)