国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
インターンシップ
 
担 当 教 官 松林 勝志
学年、学科等 4年 情報工学科 実験
単位数 期間 必修 3 単位 通期 (合計 90 時間)
授業の目標と概要
 工場見学(毎年1回及び研究・研修旅行)は,授業の進度に合わせて計画,立案し,授業の一環として実施する。
その目的は,製品開発や生産技術を学び,各科目の応用の実際や物造りの技術を確認するとともに,就職に向けて企
業を知る機会を設けることにある。インターンシップは,企業等での実習または就業体験,地域貢献プログラムへの
参加を通じて,これまで修得した知識や技術の実際について実地で学び,今後の学習に役立てる他,技術者としての
心構えや社会人としての自覚を養う。
カリキュラムにおける位置づけ
 工学応用の実際を修得し,産業界における技術者のありかたについて理解する。自分の将来についての展望を切り
開き,卒業後の進路選択が自主的にできること,すなわち職業意識を持つためのキャリア教育として位置づけられ
る。
授業の内容
[1]工場見学等
 1.見学先の調査研究をおこない,事前見学報告書を提出する。
  事前見学報告書には,見学先の事業内容や質問事項等をまとめる。
 2.見学をおこなう。
  見学及び事前調査や見学結果ももとに質疑応答をおこなう。
 3.見学終了後,事前調査を踏まえた事後見学報告書を作成提出する。
  報告書は,見学に行っていない本校の教員に報告することを想定して書くこと。
  また,見学に行かなくても書ける内容の考察では合格とならないことに注意する。
  ・工場見学等は,1学年から4学年までを評価の対象とする(4時間×4回相当)。
  ・3年次の研修旅行及び4年次の研究旅行でおこなわれる工場見学も評価の対象である(2時間×4)。
[2]夏季実習等
 1.実習先の決定(5月から6月)
  実習担当教員の指導により実習先企業等を決定する。
 2.実習先への諸手続き
  履歴書の準備,送付等。
 3.実習(8月下旬から9月31日の間)(8時間×15日相当,実質最低10日)
  実習先企業等において,定められた期間実習をおこなう。
 4.実習報告書提出(実習終了後直ちに)
  実習でおこなったことをまとめて,実習先企業の検認を受ける。
 5.実習報告会(10月)(報告書と合計して4時間相当)
  報告会をおこなう。保護者や企業の実習担当者を招く場合もある。
[3]進路指導後援会・学科後援会等
 1.4年次の全学科共通の進路指導後援会(2回)に酸化し,報告書を提出する(2時間×2回相当)。
 2.学科で行われる学科後援会などに参加し,報告書を提出する(2時間×2回相当)。
 
 
教科書
補助教科書
履修上の注意
 工場見学においては事前レポート,事後レポートを提出し,見学体験から将来の職業について考える.実習については,学生便覧に掲載されている夏季実習規則及び学生心得を十分理解し実習に臨むこと.また夏季実習が「終了」であることが卒業認定に必要な条件の一つになっている。
評価基準
事前見学報告書,事後見学報告書,実習状況報告,実習報告書,実習報告会発表,講演会報告書による.規律ある実習ができること.報告書が書けること,人前での発表ができること.
評価法
レポートなど100%
学習・教育目標 東京高専
A-4,B-2,C-3,C-7,C-8
JABEE
(b)(c)(d)(f)