国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
情報通信工学Ⅲ
 
担 当 教 官 青野 正宏
学年、学科等 4年 情報工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
 コンピュータネットワークに関し,主として上位層に焦点をあて,ネットワークのプロトコルとその基礎となって
いるトラフィック理論の基礎を理解する。あわせて実用上の主流となっているTCP/IPの知識と利用について理解・修
得する。
カリキュラムにおける位置づけ
 情報通信工学Ⅰ及び情報通信工学Ⅱに継続するものであり、この知識が必須である。また、確率統計の知識も必要
とする。
授業の内容 時間
1.ネットワーク実験準備 4
 TCP/IPを中心とするネットワーク実験について事前の解説を行う
2.WAN技術 6
 データ交換方式,パケット交換方式,インターネットの構築,ルーティング
3.トランスポート
 トランスポート層の機能・コネクションの確立と切断・負荷の軽減 4
後期中間試験 1
4.ワイヤレスネットワーク 4
 ワイヤレス通信・衛星通信ネットワーク・ モバイルコンピューティング
5.通信トラフィック理論概要
 数学の復習・ 待ち行列・ 即時式モデル 8
8.試験の解説とまとめ
2
学年末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
教科書
「コンピュータネットワーク概論」 発行:ピアソンエデュケーション
(情報通信工学Ⅱに用いた教科書を継続使用する。)
補助教科書
マスタリングTCP/IP 3版 オーム社(情報通信工学Ⅱより継続使用)   プリント配布
履修上の注意
配布したプリント資料、返却した演習はファイルして授業に持参すること。また、演習問題を除き再配布しないのでなくさないようにすること。
評価基準
情報通信工学のネットワーク上位層のプロトコルについて理解できるようになること。
評価法
定期試験60%,演習問題20%,小テスト20%
学習・教育目標 東京高専
C-2,D-5
JABEE
(d)(e)(h)