授業の目標と概要 |
リアルタイムオペレーティングシステムを主として取り上げ、その機能・概要について理解するとともに、簡易なOS |
を機械語レベルで解読と一部製作することにより、OSを実感して身につけることをねらいとする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
電子計算機1 の知識を前提とする。 |
この科目での演習成果が応用計算機設計の科目に結びつく |
体系的なオペレーティングシステムの知識については、オペレーティングシステムⅡにおいて履修する。 |
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本科目はNEXUS80という名のZ80ベース シングルボードコンピュータを用いて簡易的なOSを解読と作成によ |
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り、リアルタイムOSの概要を理解する。 |
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1.ガイダンス |
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科目のねらいとどのように理解していくかについて説明する。 |
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2.リアルタイムOSの機能概説 |
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リアルタイムOSに必要な機能についてその概要について説明する。 |
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3.アセンブラプログラム開発演習 |
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OS解読と部分開発に用いるアセンブラ言語の理解レベルを上げるため |
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プログラム開発演習を行う。 |
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4.簡易リアルタイムOSの解読 |
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NEXUS80上に開発してある模擬的な簡易OSのプログラムを解説する。また、その一部を |
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解読演習することによって理解度を高める。 |
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教科書 |
図解Z-80の使い方 オーム社(前年度使用の教科書を継続使用)
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補助教科書 |
「Z80シングルボードコンピュータの入門と実践」 実験室備え付けの資料参照
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履修上の注意 |
班単位の共同作業が多くなるが、分担して作業し、特定個人に作業が偏らないよう心がけること。
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評価基準 |
簡単なアセンブラプログラムが組め、リアルタイムオペレーティングシステムの概念が理解できるようになること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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