| 【課題】 |
| 有機材料の機能化の研究 |
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| 【概要】 |
| 有機化合物の電子状態や分子間相互作用に着目して機能発現が期待される分子構造を設計して合成を行う.また,得 |
| られた化合物の光学特性や電気化学特性などの物性を評価する.さらに,物性評価の結果を次の分子構造の設計に反 |
| 映させ,より効率の高い電子デバイスや光デバイスの実現を目指す. |
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| 【キーワード】 |
| 分子設計,有機合成,物性評価,光学特性,電気化学特性 |
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| 【計画】 |
| ・学生は専攻科1年次の物質工学特別研究Ⅰで研究を遂行した経験を活かして,引き続き1年間にわたりその分野を |
| 専門とする担当教員から物質工学特別研究Ⅱの指導を受ける.授業は学生が主体的にPDCAサイクルをまわすこと |
| により進める. |
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| ・特別研究Ⅱの前期授業時間割表を設定する.(4月) |
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| ・専攻科1年次の研究を振り返って,物質工学特別研究Ⅱで取り組む研究課題, 特にその背景や具体的な問題点を把握 |
| する.(20時間) |
| ・具体的な問題解決手法,評価方法,および実験方法について理解し,計画的に実行する.(50時間) |
| ・研究を進める上で必要な試薬の安全性,実験操作,実験装置やソフトウェアの使用法について理解し,適切に操作 |
| し,使用する(50時間). |
| ・期待通りの成果(性能)が得られなかった場合,その原因を考察し,新たな問題解決方法,評価方法,および実験 |
| 方法について理解しに実行する.(110時間) |
| ・特別研究Ⅱの後期授業時間割表を設定する.(10月) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会の準備を行う.要旨の英文abstractについては英語科教員と担当教員が共同で指導 |
| する.(10月)(30時間) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会の要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |
| る.(10月)(10時間) |
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| ・特別研究Ⅱ中間発表会で指摘された内容および未着手の課題について,実験および考察を計画的に遂行する.(2 |
| 00時間) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ最終発表の準備を行う.(1月)(30時間) 要旨の英文abstract,および英語による概要 |
| 説明については英語科教員と担当教員が共同で指導する.(5時間) |
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| ・物質工学特別研究Ⅱ最終発表会の要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |