| 【課題】 |
| 化学反応装置におけるスケールアップに関する研究 |
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| 【概要】 |
| ビーカーレベルで起る化学反応を工業化するためには,化学反応装置やプロセスのスケールアップが重要であり,装 |
| 置間の相関,特性を把握することが必要である.そこで,本科目では異なる装置における流体流れや化学反応の関係 |
| について検討する.実験的検討や理論的解析によって装置間の特性を評価する.また,外部の専門家と議論する機会 |
| を設ける. |
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| 【キーワード】 |
| 化学反応装置,スケールアップ,相似則,流動解析,圧力損失,圧力変動 |
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| 【計画】 |
| ・学生は専攻科1年次の物質工学特別研究Ⅰで興味のあるテーマを選び,研究を遂行した経験を活かして引き続き, |
| 1年間にわたりその分野を専門とする担当教員から物質工学特別研究Ⅱの指導を受ける.授業は学生が主体的にPD |
| CAサイクルをまわすことにより進める. |
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| ・物質工学特別研究Ⅱの前期授業時間割表を設定する.(4月) |
| ・取り組むテーマの内容, 特にその背景や具体的な問題点を把握する.(20時間) |
| ・具体的な問題解決手法,評価方法,および実験方法について理解し,計画的に実行する.(50時間) |
| ・研究を進める上で必要な実験装置の作成する.その際、実験装置や工具の使い方も理解する.(50時間) |
| ・実験データの測定方法や解析ツールの使用法について理解し,適切に操作し,使用する.(60時間) |
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| ・期待通りの成果(性能)が得られなかった場合,その原因を考察し,新たな問題解決方法,評価方法,および実 |
| 験方法について理解しに実行する.(50時間) |
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| ・物質工学特別研究Ⅱ中間発表の準備.(6月~7月)(30時間) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会で要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |
| る.(6月~7月)(10時間) |
| ・物質工学特別研究Ⅱの後期授業時間割表を設定する.(10月) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会で指摘された内容および未着手の課題について,実験および考察を計画的に遂行 |
| する.(200時間) |
| ・物質工学特別研究Ⅱ最終発表の準備.(1月~2月)(30時間)最終発表及び中間発表の英文abstractは英語 |
| 科教員と担当教員が共同で指導する.(5時間) |
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| ・物質工学特別研究Ⅱ最終発表会で要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |
| る.(1~2月)(10時 |