国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
現代哲学
Contemporary Philosophy
担 当 教 官 村瀬智之
学年、学科等 2年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
1.授業で扱われた内容について、テキストでの記述や受講者同士の議論を基に、自らの考えを十分に深めることが
できる。
2.使用するテキストや他者の発言と真摯に向き合い、その意味を十分に理解することができる。
3.議論の中で自らの主張を丁寧かつ論理的に伝え、積極的に議論に参加することができる。
カリキュラムにおける位置づけ
現代哲学の問題を考えるためには、これまで学んだ知識を総動員しなくてはならないものの、特に倫理思想、政治経
済、科学技術史、および、工学倫理で学習した内容を基礎にするという意味で、深く関係している。
授業の内容 時間
1. はじめに  2
  授業概要、進め方の説明、資料作成上の注意等
2
2.「哲学的に議論する」とはどのようなことか
20
3.教科書に基づく発表と議論
2
4.レポート作成のためのグループワーク
2
5. 半期のふりかえり
前期中間試験 0.5
前期末試験 0.5
後期中間試験 0.5
学年末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
スティーブン・ロー著、『考える力をつける哲学問題集』、ちくま学芸文庫、2013年。
補助教科書
履修上の注意
参加型の授業であるため、対話に積極的に参加することが求められる。積極的な参加とは、発言することだけを意味するのではなく、しっかりと聴くことも含まれる。そして、何よりも他の人の発言を受けて、自らが考えを深めることがもっとも重要な「積極的参加」の意味である。
評価基準
資料を適切に読み解き、それを他者に向かって簡潔に説明できること、および、その中から自ら問題を析出し、それを参加者とともに考え、深めていくことができること。
評価法
レポートなど65%,議論への貢献等35%
学習・教育目標 東京高専
JABEE