| 授業の目標と概要 |
| 本講義では、必ずしも実態が理解されていない中小企業について、とくにイノベーションとの関係を中心に議論を進 |
| め |
| ていく。中小企業一般は、技術水準や生産性が低く、依然として大企業との格差があることは否定できない。しか |
| し、 |
| 一部の中小企業は、高い技術をもち大企業では難しいイノベーションの担い手として期待されている。こうした差は |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 本科の社会系科目や専攻科「技術者倫理」のみならず、「中小企業」を切り口にこれまでの学習内容を総合する内容 |
| である。 |
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| 1.はじめに |
1 |
| 授業の概要、進め方の説明、資料の紹介 |
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| 2.中小企業とは何か |
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| 法的概念規定、量的確認、特色を考える。 |
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| 3.イノベーションとは何か |
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| 技術革新との違い、「イノベーションのジレンマ」を考える。 |
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5 |
| 4.戦後日本における中小企業と中小企業政策 |
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| 中小企業問題と中小企業政策の変遷を考える。 |
4 |
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| 5.戦後日本におけるイノベーションの実例 |
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| 大企業、中小企業を問わず、事例を考える。 |
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| 6、課題発表 |
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| 指定された資料に基づき発表する。併せて、中小企業とイノベーションの関係を議論する。 |
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| 7、調査、ディスカッション、レポート作成 |
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| 講義や課題発表に基づきながら各自のテーマを設定し、調査、ディスカッション、小論文作成を行う。 |
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| 教科書 |
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利用しない。なお、授業においてはレジュメ・資料を配布する。
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| 補助教科書 |
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| 履修上の注意 |
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課題や発表の確実な遂行はもちろん、質疑への積極的参加が義務である。また、かなりの文献を消化する必要があるので、計画的に学習を進めて欲しい。
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| 評価基準 |
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適切な情報を収集するために具体的に行動できること。また、説得力をもって発表とレポート作成ができること(当然、「厳しい」質疑と批評にも耐えられること)。
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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