国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
プログラミング言語Ⅱ
Programming Language II
担 当 教 官 伊藤 彰
学年、学科等 3年 電気工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 前期 週4時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
 2年生のプログラミング言語Ⅰに引き続き、C言語の基礎を学ぶ。プログラミング言語を習得するためには単に文
法を覚えるだけではだめである。各項目について、1.基本的な文法を理解する、2.関連する例題を理解する、
3.関連する課題のプログラムを自ら作成する、という3つの段階の達成を目標としている。
カリキュラムにおける位置づけ
 プログラミング言語Ⅰの上位に位置する。
授業の内容 時間
1.Cの基礎とプログラミング言語Ⅰの復習 10
 プログラミング言語Ⅰの範囲でのプログラムの作成を通して復習をする.
6
2.制御文-その1
 if文,else文,forループ,関係演算子と論理演算子について学習する. 6
3.制御文-その2
6
 if文のネスト,さまざまなforループ,whileループ,doループ,break文,continue文,
 switch文,goto文について学習する.
6
4.データ型,変数,式の詳細
 データ型修飾子,変数と定数の使い方,型変換について学習する. 6
5.配列と文字列
4
 一次元配列、多次元配列、文字配列について学習する.
6.ポインタ 4
 ポインタについて学習する.
4
7.関数
 関数プロトタイプ,再帰,引数の値渡しと参照渡しについて学習する. 4
8.コンソール I/O
4
 コンソールからの入出力について学習する.
9.ファイル入出力
 ファイルの入出力について学習する.

(続き)
教科目名
プログラミング言語Ⅱ
Programming Language II
授業の内容 時間
10.構造体と共用体
 構造体と共用体について学習する.
11.標準関数
 主要な標準ライブラリ関数について学習する.
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
ハーバート・シルト著: 独習C 第4版, 翔泳社
補助教科書
履修上の注意
 授業の最初に2年生のプログラミング言語Ⅰの復習の時間を設定しているが、時間数が限られているので、各自での復習を十分に行っておくこと。また、課題は講義の進行に伴って随時行うので、レポート提出の期限は遵守すること。授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。
評価基準
 教科書の例題プログラムが理解でき,授業中に行う小テストと教科書レベルの演習と課題レポートで合計60点以上が合格.欠課が20時間を超えると不合格。
評価法
小テスト25%,レポートなど75%
学習・教育目標 東京高専
C-2
JABEE
(d)(h)