【課題】 |
持続可能なエネルギー源に関連する材料の研究 |
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【概要】 |
新エネルギーに関連する材料として,燃料電池と人工光合成に主に着目して研究を行う。燃料電池材料として,貴金 |
属触媒の新規合成法の開発や,非貴金属系触媒の開発を行う。また,アンモニアなどの従来利用できなかった物質を |
燃料として利用するための触媒の開発を行う。また,新規電解質の開発とその評価を行う。人工光合成関連材料とし |
て,光触媒とその助触媒の研究開発とその評価をおこなう。また,二酸化炭素や窒素固定に関する触媒の開発を行 |
う。 |
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【キーワード】 |
燃料電池,人工光合成,触媒,電気化学測定 |
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【計画】 |
・学生は専攻科1年次の物質工学特別研究Ⅰで興味のあるテーマを選び,1年間研究を遂行した経験を活かして,引き |
続き1年間にわたりその分野を専門とする担当教員から物質工学特別研究Ⅱの指導を受ける.授業は学生が主体的に |
PDCAサイクルをまわすことにより進める. |
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・特別研究Ⅱの前期授業時間割表を設定する.(4月) |
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・専攻科1年次の研究を振り返って,物質工学特別研究Ⅱで取り組む研究課題, 特にその背景や具体的な問題点を把握 |
する.(20時間) |
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・具体的な問題解決手法,評価方法,および実験方法について理解し,計画的に実行する.(50時間) |
・研究を進める上で必要な試薬の安全性,実験操作,実験装置やソフトウェアの使用法について理解し,適切に操作 |
し,使用する(50時間). |
・期待通りの成果(性能)が得られなかった場合,その原因を考察し,新たな問題解決方法,評価方法,および実験 |
方法について理解しに実行する.(110時間) |
・特別研究Ⅱの後期授業時間割表を設定する.(10月) |
・物質工学特別研究Ⅱ中間発表の準備.(10月)(30時間) |
・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会で要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |
る.(10月)(10時間) |
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・特別研究Ⅱ中間発表会で指摘された内容および未着手の課題について,実験および考察を計画的に遂行する.(2 |
00時間) |
・物質工学特別研究Ⅱ最終発表の準備.(1月)(30時間)最終発表及び中間発表の英文abstractは英語科教員と |
担当教員が共同で指導する.(5時間) |