【課題】 |
無機化学および電気化学を利用した材料に関する研究 |
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【概要】 |
我々を取り巻く環境は,いろいろなものによって汚染されている.例えば,細菌による空気や施設の汚染,たばこの |
煙や車の排気ガスなどによる空気の汚染,家庭排水や工業廃水に伴う河川の汚染などがあげられる.解決しなければ |
ならない課題が多数存在する.そこで,無機化学や電気化学を利用した材料を学習し,さらにその材料を用いて環境 |
などを改善する技術および装置の検討を行う.具体的には,課題解決になる予想される無機材料について学習し,対 |
象を調査し,効果的な試薬や装置を試作して確認する. |
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【キーワード】 |
無機化学,電気化学,電気分解,殺菌,消臭,装置 |
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【計画】 |
・学生は専攻科1年次の物質工学特別研究Ⅰで興味のあるテーマを選び,1年間研究を遂行した経験を活かして,引き |
続き1年間にわたりその分野を専門とする担当教員から物質工学特別研究Ⅱの指導を受ける.授業は学生が主体的に |
PDCAサイクルをまわすことにより進める. |
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・特別研究Ⅱの前期授業時間割表を設定する.(4月) |
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・専攻科1年次の研究を振り返って,物質工学特別研究Ⅱで取り組む研究課題, 特にその背景や具体的な問題点を把 |
握する.(20時間) |
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・具体的な問題解決手法を考え,次いで,分析方法,実験方法および使用する薬剤について理解し,について理解 |
し,計画的に実行する.(50時間) |
・研究を進める上で必要な試薬の安全性,一般的な技術を学び,必要な実験操作,分析装置の使用法について理解 |
し,適切に操作し,使用する(50時間). |
・期待通りの成果(性能)が得られなかった場合,その原因を考察し,新たな問題解決方法,評価方法,および実験 |
方法について理解しに実行する.(110時間) |
・特別研究Ⅱの後期授業時間割表を設定する.(10月) |
・物質工学特別研究Ⅱ中間発表の準備.(10月)(30時間) |
・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会で要旨を提出し,成果発表を行う.発表形式は学会の講演形式に準じたものとす |
る.(10月)(10時間) |
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・物質工学特別研究Ⅱ中間発表会で指摘された内容および未着手の課題について,実験および考察を計画的に遂行す |
る.(200時間) |