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教科目名
特別研究Ⅱ(個表13)
Advanced Research in Mechanical and Computer Systems Engineering II
担 当 教 官 土居 信数(指導教員)
学年、学科等 2年 専攻科機械情報専攻 実験
単位数 期間 必修 12 単位 通期 (合計 540 時間)
授業の目標と概要
詳細は授業の内容欄に記載
カリキュラムにおける位置づけ
詳細は授業の内容欄に記載
授業の内容
【課題】
 無線通信における信号処理に関するテーマ
【キーワード】
 無線通信,信号処理,スペクトル拡散,センサネットワーク,多元接続
【学士課程教育に相当する学修との関連】
 自ら課題を探索する能力,チームワークやリーダーシップ,答えのない問題に解を見出す認知的能力については,
本科における実験,本科の卒業研究および専攻科における特別研究Ⅰなどを通じて学修してきた.また,研究に必要
な道具となる知識については,本科における情報通信工学Ⅰ,情報通信工学Ⅱ,専攻科における情報通信工学特論な
どを通じて学修してきた.本科目はこれらを総括する科目として位置づけられより高いレベルの学修を行う.
【達成目標】
 本科および専攻科で学修した内容を駆使して,その先にある応用技術,具体的には,スペクトル拡散通信を利用し
た長距離無線通信技術やこれを利用する広域センサネットワークのための多元接続技術について問題解決ができる能
力,およびこれらを検証するためのシミュレーション技術や実験装置の試作などを行なうことでものづくり能力を養
成する.さらに,本科生および専攻科生とのグループワークを通じてリーダーシップなどの社会性を養い,主体的に
考える力を養成する.また,関連知識の修得に努めることを通じて,修了後も自ら学び続ける態度・能力を養成す
る.
【概要】
 本科目ではスペクトル拡散通信を利用した長距離無線通信技術やこれを利用する広域センサネットワークのための
多元接続技術について以下の要領で学修する.
1)輪講などを通じて文献調査を行い従来技術について理解する.
2)グループワークなどを通じて従来技術の課題を探索する.
3)本科および専攻科で学修した知識と経験を総動員して課題を解決する方法について主体的に検討するとともにグ
ループワークなどを通じて議論を深耕する.
4)本科および専攻科で学修した知識と経験を総動員して,シミュレーション評価や実験装置の試作・評価をグループ
ワークにより行い問題解決方法の効果を検証する.
5)学外の専門家との討議の機会を設けるとともに,国内・国際学会において学修成果を発表する.
【計画】
1)文献調査による研究位置付けの理解 (4月)
2)従来技術の課題の探索 (4月)
3)課題解決方法の検討 (5~12月)
4)シミュレーション評価のためのソフトウェアの開発 (5~12月)
5)実験装置の試作 (6~12月)

(続き)
教科目名
特別研究Ⅱ(個表13)
Advanced Research in Mechanical and Computer Systems Engineering II
授業の内容
6)性能評価・ソフトウェアおよびハードウェアの改良 (6~12月)
7)発表準備と発表 (6月,12月および1月)
8)論文作成 (12月~2月)
9)学会等での発表 (12月~2月)
【教科書・参考文献・配付資料】
丸林,スペクトル拡散とその応用,電子情報通信学会
※この他,担当教員より関連論文や資料等の指定がある.
【備考】
オフィスアワー:木曜日14:00~16:00,特別研究Ⅱ担当教員室.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教科書
授業内の容欄に記載
補助教科書
履修上の注意
専攻科1年次の特別研究Ⅰを履修していること.学修総まとめ科目の成績評価基準の(2)観点と評価に基づき評価を行う.
研究中に生じた問題を解決することができる.研究を通じて,新たな課題を発掘することができる.研究を通じて.創造性に富む目標を見出すことができる.
評価基準
研究達成度と研究態度,発表と要旨集,特別研究論文の各項目60%以上で「合」と認定する.
評価法
研究達成度と研究態度,発表と要旨集,特別研究論文
学習・教育目標 東京高専
JABEE