国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
解析学A
担 当 教 官 井口雄紀(M)、清藤晃(EJ)、安富義泰(D)、小中澤聖二(C)
学年、学科等 3年 一般教育科(自然系) 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
工学基礎である数列の極限と級数の概念、関数のべき級数展開とその応用、テーラー展開・マクローリン展開の考え
方、ロピタルの定理、偏微分・全微分、陰関数と極値問題、2重積分と累次積分、極座標変換、3重積分を理解し、
れらに関する基本的な計算能力を修得する。
カリキュラムにおける位置づけ
代数Ⅰ、代数Ⅱ、幾何、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱの知識を必要とする。解析学Bとの関連もある。
授業の内容 時間
数列の極限と無限級数、べき級数 6
高次導関数 2
近似式と誤差 2
マクローリン展開・テイラー展開 4
前期中間試験 1
ロピタルの定理・いろいろな不定形の極限 6
2変数関数の極限値と連続性 2
偏導関数・高次偏導関数 4
全微分 2
前期末試験 1
2変数関数における、合成関数の微分法 4
陰関数の微分法 2
2変数関数の展開 2
2変数関数の極値と最大・最小 4
陰関数の極値と条件付極値 2
後期中間試験 1
累次積分・2重積分 4
積分順序の変更 2
極座標による2重積分 4
3重積分 1
2重積分による体積の計算 3
学年末試験 1
   
教科書
「微分積分 改訂版」矢野健太郎・石原繁編 裳華房
補助教科書
「新編 高専の数学2・3問題集(第2版)」田代嘉宏編 森北出版
履修上の注意
代数Ⅰ、代数Ⅱ、幾何、微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱで習ったことを十分復習しておくこと。
評価基準
試験とレポートにより、教科書レベルの基本的問題が解けることを基準として評価する。
春休み明け試験は定期試験と同等の割合で評価する。
評価法
試験90%,レポートなど10%
学習・教育目標 東京高専
C-1
JABEE
(c)