授業の目標と概要 |
本授業では現代哲学で扱われている問題を理解し、参加者とともに深く考えていくことを目的とする。そのために、 |
テキストの精読とまとめ、および参加者相互の意見交換・議論を中心に授業を進めていく。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
現代哲学の問題を考えるためには、これまで学んだ知識を総動員しなくてはならないものの、特に倫理思想、政治経 |
済、科学技術史、および、工学倫理で学習した内容を基礎にするという意味で、深く関係している。 |
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1. はじめに |
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授業概要、進め方の説明、資料作成上の注意等 |
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2.「哲学的に議論する」とはどのようなことか |
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3.教科書に基づく発表と議論 |
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1章 意識・実在・他者 |
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2章 記憶と過去 |
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3章 時の流れ |
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4章 私的体験 |
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5章 経験と知 |
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6章 規範の生成 |
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7章 意味の存りか |
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8章 行為と意志 |
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9章 自由 |
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(各2時間) |
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4.各章の中からさらに深めてみたい部分をとりあげ議論する。 |
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教科書 |
野矢茂樹著、『哲学の謎』、講談社現代新書、1996年。
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
教科書の精読・発表担当および議論への積極的な参加は義務である。ここで「義務」は、遂行されなければ履修ができないということを意味している。
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評価基準 |
資料を適切に読み解き、それを他者に向かって簡潔に説明できること、および、その中から自ら問題を析出し、それを参加者とともに考え、深めていくことができること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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