授業の目標と概要 |
①国際社会で生きる技術者として必要な、近現代史を中心とした日本史の基本的知識を身につけ、②自ら課題を設定 |
して調査し、自分の考えをまとめて発表する能力を養う。そのため前期は通常の日本史の授業を行い、夏休みにレ |
ポートを課し、後期の授業では通常の授業に交えて一人一人がレポートを発表する演習形式をとる。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
近現代を中心とした日本史の知識を身につけ、自ら課題を設定して、資料を取捨選択しながら客観的に考察して分析 |
し、発表をしていく、積極的な取組が求められる。このような教育を通して国際社会に主体的に生きる日本人技術者 |
としての資質を養う科目と位置づけられる。 |
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1、戦国時代の日本 歴史上有名な日本人として国内外で知られている織田信長と豊臣秀吉の天下統一事 |
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業を通して、戦国時代を概観する。そのうえで、「戦国時代の特徴は何か」、「いかにして天下統一は実現 |
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されていったのか」、といったことなどを考えていく。 |
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織田信長の統一事業 |
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豊臣秀吉の統一事業と対外政策 |
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2、江戸時代の日本 近代日本の前提となる江戸時代の特徴を、政治と産業の視点から概観していく。 |
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「江戸幕府はいかにして成立・発展していったのか」、「江戸時代の産業はどのような特徴があるのか」、 |
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「薩摩藩や長州藩はいかにして雄藩と評価されるようになったのか」といったことなどを考えていく。 |
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徳川家康と江戸幕府 |
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江戸の三大改革 |
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江戸時代の産業 |
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雄藩の成長 |
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3、明治維新と日清・日露戦争 明治維新から日露戦争までをとりあげ、「なぜ明治維新は起きたの |
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か」、「日本は日清・日露戦争をどう戦ったのか」、「日露戦争の勝利は日本をどのように変化させたの |
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か」、「日本における産業革命はいかなるものであったのか」といったことなどを考えていく。 |
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明治維新 |
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日清・日露戦争 |
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日露戦争後の日本と国際社会 |
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日本の産業革命 |
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4、太平洋戦争への道 日露戦争終結から太平洋戦争開戦までをとりあげ、「第一次世界大戦はどのよう |
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な戦争か」、「なぜ世界恐慌は起きたのか」、「なぜ日本は大陸進出を目指したのか」といったことなどを |
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考えていく。 |
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第一次世界大戦 |
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世界恐慌 |
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軍部の台頭 |
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5、レポートの書き方 調査の方法、レポートの書き方を理解する |
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6、太平洋戦争の敗戦 太平洋戦争をとりあげ、「日本は太平洋戦争をどのように戦ったのか」、「日本 |
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の敗因は何であったのか」、「敗戦は現代の私たちに何を教えているのか」といったことなどを考えてい |
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く。 |
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太平洋戦争 |
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沖縄戦 |
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原爆の投下 |
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7、レポートの発表 夏休みのレポートをもとに、各自10分程度の発表をする。 |
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