国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
現代哲学
Contemporary Philosophy
担 当 教 官 村瀬智之
学年、学科等 2年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
本授業では現代哲学で扱われている問題を理解し、参加者とともに深く考えていくことを目的とする。そのために、
テキストの精読とまとめ、および参加者相互の意見交換・議論を中心に授業を進めていく。
カリキュラムにおける位置づけ
現代哲学の問題を考えるためには、これまで学んだ知識を総動員しなくてはならないものの、特に倫理思想、政治経
済、科学技術史、および、工学倫理で学習した内容を基礎にするという意味で、深く関係している。
授業の内容 時間
1. はじめに  2
  授業概要、進め方の説明、資料作成上の注意等
2
2.「哲学的に議論する」とはどのようなことか
18
3.教科書に基づく発表と議論
4.各章の中からさらに深めてみたい部分をとりあげ議論する。
6
前期中間試験 0.5
前期末試験 0.5
後期中間試験 0.5
学年末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
教科書
スティーブン・ロー著、『考える力をつける哲学問題集』、ちくま学芸文庫、2013年。
補助教科書
履修上の注意
教科書の精読・発表担当および議論への積極的な参加は義務である。ここで「義務」は、遂行されなければ履修ができないということを意味している。
評価基準
資料を適切に読み解き、それを他者に向かって簡潔に説明できること、および、その中から自ら問題を析出し、それを参加者とともに考え、深めていくことができること。
評価法
レポートなど60%,議論への貢献等40%
学習・教育目標 東京高専
JABEE