授業の目標と概要 |
世界的な人口増加や新興国の経済発展に伴い資源確保やエネルギー対策が急務となっている。石炭石油などの天然資 |
源やレアメタル等の電子材料を輸入に依存する日本の現状を理解し技術開発を行う必要がある。本稿では持続的循環 |
型社会を目指すために、環境およびエネルギー問題について総合的に解説する。また、環境評価手法について学ぶ。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
環境問題の解決に向けて世界規模で様々な取組みがなされている。また、オイルショック以来、エネルギー問題は絶 |
えずその重要性が注目されてきた。1990年代になってからは、地球温暖化への危惧や「持続可能な発展」への取り組 |
み等、これらと密接にかかわる「エネルギー」の問題への取り組みが重要度を増してきている。そこで、将来の電子 |
工学技術者として重要となるエネルギーや環境に関する基礎を修得するために開講する。 |
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1.総論・エネルギーの基礎 世界のエネルギー事情および資源,現状と未来予測(成長の限界) |
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2.化石燃料エネルギー 石炭,石油,天然ガスなどの資源,製造法,用途 |
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3.電力(電気エネルギー) 電力事情、発電システムおよび発電方法(燃料電池など) |
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4.自然エネルギー 水力,地熱,太陽(太陽電池など),風力,バイオマス及び海洋エネルギー |
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5.核エネルギー 原子力発電,核燃料サイクル,核融合 |
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6.省エネルギー技術 コジェネレーション,ヒートポンプなど |
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7.環境評価手法 ライフサイクルアセスメント設計 |
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8.総括 |
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教科書 |
資源・エネルギー工学要論第2版 世良力著 東京化学同人
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
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評価基準 |
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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