国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
ユニバーサルデザイン
Universal design
担 当 教 官 木村 南
学年、学科等 1年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
地域社会・生活空間におけるバリアの実態把握及び誰にも・どこでも・いつでも公平なサービスを提供するユニバー
サルデザイン製品については、近年特に注目される分野であり、これについてフィールドワークを含めて学ぶこと
は、ものづくり教育における技術力、想像力の更なる向上に加え、社会貢献に繋がると考えられます。そこで、人間
工学、ユーザ工学、製品安全、地域調査、環境・状況によるデザイン等を具体的に学ぶことにより、バリアという課
題を発見し、ユニバーサルデザインとして解決するデザイン能力の育成を目標とします。
カリキュラムにおける位置づけ
機械・電気・電子・情報・物質という専門の枠を超えて、融合・複合新領域として専攻科の共通科目としてユニバー
サルを位置づける。バリアという課題を発見しユニバーサルデザインとして解決するデザイン能力の育成科目として
位置付ける。
授業の内容 時間
1.バリアフリーとユニバーサルデザイン 2
2.ユニバーサルデザインの7原則 2
3.近代デザインの歴史 2
4.人間工学とデザイン 2
5.交通・公共施設におけるバリアフリー 2
6.地域社会におけるバリア・バリアフリー調査準備 2
7.グッドデザインとユニバーサルデザイン 2
8.住居・介護・福祉とユニバーサルデザイン 2
9.家電におけるユニバーサルデザイン 2
10.輸送機器におけるユニバーサルデザイン 2
11.文具・生活雑貨におけるユニバーサルデザイン 2
12.ユーザ工学とは 2
13.製品安全とユニバーサルデザイン 2
14.ユニバーサルデザインとグッドデザイン 2
15.バリア・ユニバーサルデザイン調査報告会 2
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
人間工学とユニバーサルデザイン-ユーザビリティ・アクセシビリティ中心・ものづくりマニュアル(日本工業出版)3150円
補助教科書
人にやさしい社会をつくるユニバーサルデザインがわかる事典(PHP研究所)/ユニバーサルデザイン実践ガイドライン(共立出版)
履修上の注意
日常生活上でバリアと思われることに関心をもっていただき履修されることを望みます。
評価基準
バリアフリーとユニバーサルデザインの相違がきちんと説明できること。
評価法
プレゼンテーション100%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)