国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
化学Ⅱ(2M)
Chemistry
担 当 教 官 小野勇、冨井仁子
学年、学科等 2年 一般教育科(自然系) 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
はじめは、化学Ⅰをひきつづいて学ぶ。以降、無機物質、有機化合物、高分子化合物、機能性材料、生体物質等、身
近な物質について解説する。化学や生活や生命活動と密接にかかわっていることを学ぶ。
カリキュラムにおける位置づけ
化学Ⅰ、工学基礎演習、ものづくり基礎工学と関連する基本事項を理解すると同時に、21世紀の技術者として不可
欠な基本事項について学習する。
授業の内容 時間
1.基本事項の確認:周期表、典型元素に関して電子配置と元素の周期律の関係を学ぶ。 2
        
2.酸化還元反応             
  酸化還元反応の復習。 化学電池や電気分解を理解する。 6
            
3.無機物質
 非金属元素の単体と化合物、金属元素の単体と化合物について、製法や性質、工業への応用を学習する。 6
前期中間試験 1
4.有機化合物 10
 炭化水素を中心に、重要な有機化合物の性質について理解する。
5.生命と物質 4
 生体をつくる物質、医薬品、肥料等を理解する。
前期末試験 1
6.生活と物質 4
 プラスチック、食品、衣料等を理解する。5.物質の構造と状態
 
 
7.化学結合と物質の状態  6
 物質の三態や液晶などの状態や状態図について学ぶ。
8.気体の性質 4
 気体の特徴、状態方程式について学ぶ。
後期中間試験 1
9.溶液の性質 6
 溶液の仕組みや溶液の性質を理解する。コロイド溶液・凝固点降下・沸点上昇等について学ぶ。 

(続き)
教科目名
化学Ⅱ(2M)
Chemistry
授業の内容 時間
10.
.化学反応の速さと化学平衡 
 化学反応をきめる要因、化学平衡の考え方と平衡定数の意味を理解する。水溶液中の化学平衡(溶解平 8
衡・溶解度積・緩衝液・抽出・分配等)の理論について学ぶ。
学年末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
化学Ⅰ、化学Ⅱ(東京書籍)
補助教科書
ダイナミックワイド図説化学、ステップアップ化学Ⅰ(東京書籍)
履修上の注意
1年次の化学の内容を理解しておくこと。特に周期表と電子配置(典型元素に関して)は復習しておくこと。講義用ノートを準備すること。
評価基準
教科書レベルの定期試験で60点以上。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-4
JABEE
(c)(d)