国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
メカトロニクス特論
Advanced Mechatronics
担 当 教 官 松林勝志、山下晃弘
学年、学科等 1年 専攻科機械情報専攻 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
 メカトロニクスは,機械工学,電気工学,電子工学,情報工学の知識・技術を融合させることにより,従来にはない
新たな機械システムを提供するものである。本特論では,ロボット制御を想定し,組み込みシステム開発,すなわ
ち,モータ制御,マイコン設計,及びプログラミングについて学ぶ。
カリキュラムにおける位置づけ
 複合融合分野であるメカトロニクスについて,ハードウェア・ソフトウェアを理解し,それらの設計の考え方やプ
ログラミングの実際について理解する。
授業の内容 時間
 以下は,シラバス執筆時の計画である。
 現在,USB接続したタブレットコンピュータでシステム制御を行う事例が多くなってきている。その現況を
踏まえ,次の内容について講義を行う。
1
○全体の概要説明
14
○ハードウェア編(松林担当)
 モータ制御の基礎
 FETの種類・選定・使い方
 モータ制御回路の設計
 マイコンの設計
 LCD,スイッチ等の接続方法,USB回りの設計
 設計演習
15
○ソフトウェア編(山下担当)
 マイコンプログラミング
 Android開発環境
 JAVAプログラミング
 USBホストとデバイス
 プログラミング演習
演習については,特別演習,特別実験で実施する場合がある。
   
   
   
   
   
   
教科書
 必要に応じて資料を配付する。その年の技術動向により最新テキストの購入を指示する場合もある。
補助教科書
履修上の注意
 一部pdf資料閲覧も含まれるため,ノートパソコンの持参が望ましい。Androidスマホあるいはタブレットを所有している場合は,演習時に持参することを推奨する。
評価基準
評価法
レポートなど100%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)