国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
計算機工学特論
Computer Engineering
担 当 教 官 舘泉 雄治
学年、学科等 1年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
パソコンは文房具の一つと言えるが、更に一歩進んで研究の道具として活用できるかどうかも、技術者としての重要
なスキルとなっている。この授業では、文房具から一歩踏み出すために必要な知識と最新動向を説明し、各人の研究
分野においてもコンピュータをより積極的に活用できる知識と経験を養うことを目標とする。授業の形態としては、
講義の他実機による演習(実験)と課題に対するプレゼンテーションを行う。
カリキュラムにおける位置づけ
コンピュータを専門とする学生と全く別分野の学生が受講する事になるが、概ね平均的な基礎知識を有していること
を前提に講義を行う。もし、極端にコンピュータの知識が乏しいと思われるのなら、事前に常識的な基礎知識の修得
を行っておく必要がある。内容は、コンピュータをツールとして活用するための実践的な内容と、最新の動向を取り
入れたアカデミックな内容をバランスをとって行いう。
授業の内容 時間
0. 概要説明 2
1. ネットワークとセキュリティ
1.1 ネットワークの基礎とインターネット 1
1.2 セキュリティの基礎 1
1.3 ネットワーク演習 2
2. 仮想化技術とクラウド
2.1 仮想化技術の基礎 1
2.2 クラウドコンピューティング 1
2.3 仮想化演習 2
3. サーバとデータベース
3.1 サーバ技術の基礎 1
3.2 データベースの基礎 1
3.3 サーバ構築演習 2
4. デジタル信号処理
4.1 デジタル信号処理の基礎 1
4.2 音声信号処理 1
4.3 画像処理 1
4.4 デジタル信号処理演習 5
5. 課題プレゼンテーション 8
   
   
   
   
   
教科書
資料を印刷物、pdfファイルなどで配布する。
補助教科書
履修上の注意
レポートの提出期限を守る事、指定されたプレゼンテーションの日時に発表を行う事が必須である。プレゼンテーションは自学自習により指定されたテーマに沿った準備を行い、発表前の指定された日時までに発表で使用するパワーポイントのファイルと配布する資料の文書ファイルなどを提出する事が必要である。
評価基準
プレゼンテーションの評価は、発表者以外の全員の採点によって行う。
評価法
レポートなど50%,プレゼンテーション50%
学習・教育目標 東京高専
C-2
JABEE
(d)(h)