授業の目標と概要 |
私たちが現在使っている日本語は、どのような経緯をたどって成立したのだろうか。また、過去の日本語の姿を知 |
るにはどのような方法があるのだろうか。そして、現代を生きる私たちが日本語の歴史を学ぶことにはどのような意 |
義があるのだろうか。 |
以上のことを受講者とともに考えていき、表記・文法・文体・語彙など、日本語表現への新たな視座を得ることと |
したい。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
人文社会系の基礎としての日本語の理解、またその表現力、日本語によるプレゼンテーション力、コミュニケー |
ション力等の習得をめざす。 |
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1.古代日本語の特徴 |
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・ガイダンス――日本語の歴史と現代日本語 |
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・古代日本語とはどのような言語であったのか、文学作品の表記・文法などからその特質を理解していく。 |
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2.古代語から近・現代語へ |
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・中世(鎌倉・室町時代)日本語は、古代日本語がどのような変化をたどって成立したのか、続いて、現代 |
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語の直接の祖とみなされる諸特質を考察し、現代日本語との連続面を明らかにしていく。 |
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3.日本語の歴史と現代日本語 |
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・ここまでの授業内容を承け、各自が課題を設定してプレゼンテーションを行う。その後の質疑応答を通し |
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て議論を深めていく。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
この授業では古典語の考察も行うが、分かりやすく説明するので心配には及ばない。また、気づいたことや意見があれば積極的に発言してほしい。
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評価基準 |
プレゼンテーション及びレポートの、課題設定は適切か、分析・結論は妥当か、議論への参加は積極的かといった点を基準にして評価する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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