国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電子工学演習Ⅳ
担 当 教 官 安田 利貴
学年、学科等 4年 電子工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
専門基礎科目の1つの柱である電気磁気学の基本的な問題を自分で解く力を養うことを目標とする.
カリキュラムにおける位置づけ
電気磁気学の演習問題を解きながら,5学年で学ぶマイクロ波工学,電波工学への基礎を修得する.
授業の内容 時間
1.種々な帯電体による電界、電位 8
  種々な帯電体による電界、電位を計算演習する。種々なコンデンサについての静電容量、容量係数、電位
  係数、蓄えられるエネルギーなどに関する計算計算演習する。
2.電流による磁界、磁束 8
  磁性体中の磁界、磁束
  電流による磁界などを計算演習する。種々な磁性体中の磁界、磁束などを計算演習する。
5.誘導起電力
  自己・相互インダクタンス 10
  誘導起電力、インダクタンスに関する計算演習する。
7.ベクトル解析演習
  マクスウエルの方程式の解法 4
   変位電流、
   真空中の電磁波・導体中の電磁波
   ポインティングの定理
  ベクトル解析を復習し電磁気学にかかわりの深い問題の演習を行う。
  制限された条件内に限られるが、マクスウエルの電磁方程式の解法を学習し、その解を計算することが
  できるようにする。電磁波の基本的性質について理解する。
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
演習問題のプリントおよび補助資料を配布する.
補助教科書
履修上の注意
各自で演習ノートを用意すること。事前に3年までの数学,応用数学(ベクトル解析)および電磁気学Ⅰ~Ⅲを十分復習しておくこと.
評価基準
演習問題プリントの60%程度を理解していること.
評価法
小テスト80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-1,C-5,C-6
JABEE
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