授業の目標と概要 |
創造電気実験の総まとめとして、これまで得た知識や技術を使って、3名程度のグループ毎に設定する独自の製作目 |
標に挑戦し、その成果を発表する。前期はFPGAを用いたステートマシンの設計製作、後期は1チップマイコンを用 |
いたシステムの設計製作を行う。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
関連科目:ディジタル回路、電子計算機、制御工学、ディジタル信号処理、電気回路、パワーエレクトロニクス |
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授業の内容 |
【前期】 |
1.FPGAを用いたステートマシンの設計 |
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FPGA(Field-Programmable Gate Array)によるステートマシンの設計を行う。 |
基本課題として、4桁の暗証番号により開閉する電子ロックの設計を行う。 |
応用課題として、電子野球ゲームの設計を行う。さらに,仕様書,設計書を作成する。 |
最後に設計した内容を発表する。 |
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1.1 基本回路の設計 |
1.2 電子ロックの設計 |
1.3 野球ゲームの設計 |
1.4 野球ゲームの仕様書、設計書 |
1.5 プレゼンテーション |
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【後期】 |
2.ワンチップマイコンを用いた制御システムの設計 |
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ワンチップマイコンによる制御システムの設計・製作を行う。 |
ワンチップマイコンの基本的な理解から使用法を習得する。 |
課題には、ディジタルフィルタとDCモータの速度制御を行う。 |
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2.1 基本プログラムの作成と動作確認 |
2.2 ディジタルフィルタの設計と評価 |
2.3 DCモータの速度制御システムの設計と評価 |
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※実験日ごとに作業報告書として当該日に行った実験内容,結果,考察及び,事前に学習した内容のレポートを作 |
成し次週に提出する。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
デジタル回路の教科書、「H8/Tinyマイコン完璧マニュアル」島田 義人 CQ出版
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履修上の注意 |
①実験報告書は指定期日に提出すること。また、やむを得ず遅刻,欠席する場合は速やかに担当教員に連絡すること。②実験時間だけの取り組みでは時間不足となるので、調査等の事前に準備できることは、自学自習にて予めしておくこと。
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評価基準 |
基本的なステートマシンの設計ができる。マイコンを用いたシステムのハードウェアおよびソフトウェアを理解し、基本的なシステム設計ができる。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
C-3,C-7,C-8,C-9,C-10,C-11,C-12,C-13
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JABEE |
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