国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
生物学
Biology
担 当 教 官 伊藤篤子
学年、学科等 2年 物質工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
「生物」は普遍性と多様性の2つの側面をもつ。生物の基本構成単位は細胞であるし、世代を継続し、反応し、生成
している。これらは「生物の4つの定義」であるが、年間を通して常にこの定義を念頭に置き、各々の単元を断片化
することなく生物の「普遍性」の理解を目指す。
「生物」は一つとして全く同一のものがない。遺伝的に全く同一といえる生物は存在するが、個体ごとになんらかの
異なる表現を示す。個体差・種間差などに触れることで生物の「多様性」に触れる。
カリキュラムにおける位置づけ
3年の生物化学、4年の化学工学/生物化学実験、微生物学、分子生物学の基礎になる科目である。
授業の内容 時間
生物の特徴 -生物の多様性と共通性  2
      -生命活動とエネルギー 5
生物の体内環境の維持 -体内環境 5
レッツトライノート他演習提出期限5/22(金)17時厳守(3点)
5/25 問題演習 (2点) 2
前期中間試験⇒100点満点を18点(/年間評価100点満点中)に換算
前期中間試験 1
生物の体内環境の維持 -体内環境の調節 5
           -免疫 5
レッツトライノート他演習提出期限7/10(金)17時厳守(3点)
7/13 問題演習 (2点) 2
前期末試験⇒100点満点を18点(/年間評価100点満点中) に換算
8/3 テスト返却、ミニ実習(重量感覚)即レポ提出(4点) 2
前期末試験 1
生物の多様性と生態系 -植生の多様性と分布 3
           -気候とバイオーム 3
           -生態系とその保全 4
最終授業日前日17時レッツトライノート他演習提出期限17時厳守(3点)
最終授業日問題演習(2点) 2
後期中間試験⇒100点満点を18点(/年間評価100点満点中) に換算
後期中間試験 1
遺伝子とその働き  12
 生物と遺伝子、遺伝情報の分配、遺伝情報とタンパク質の合成
最終授業日前日17時レッツトライノート他演習提出期限17時厳守(3点) 2
最終授業日問題演習(2点)
学年末試験⇒100点満点を18点(/年間評価100点満点中) に換算 2
ミニ実習 DNA模型 4点
学年末試験 1
   
教科書
生物基礎、生物(東京書籍)
補助教科書
ダイナミックワイド図説生物、レッツトライノート生物基礎(東京書籍)
履修上の注意
教科書と図説は授業で頻繁に使用するので必ず持参すること。
最終評価以外(前期中間・期末、後期中間)の評価は、評価時点での合計点から換算し、小数点以下は四捨五入で算出する。理由のない遅刻は減点する(マイナス2点)。
評価基準
最終評価は4回のテスト(合計72点)と平常点(合計28点)の計100点満点である。合計点80≦A、70≦B<80、60≦C<70、D<60。最終評価は小数点以下は切り上げで判定する。
評価法
定期試験72%,レポートなど28%
学習・教育目標 東京高専
C-4,C-6
JABEE
(c)(d)