| 授業の目標と概要 |
| 無機化学は、すべての元素および単体、無機化合物について学習するのが目標である。この講義では、１年生で勉強 |
| した化学を無機化学の立場で専門的に掘り下げていく。酸化・還元、酸・塩基、元素の周期律、各元素の性質、構造 |
| の基礎を中心に学習する。無機化学の基礎をマスターするのが目的である。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 高校生レベルの化学から、一歩上級の化学へのアプローチ的授業。無機化学を通して基礎から応用まで幅広く化学を |
| 学ぶ。加えて、計算問題を通して理解度を高める。 |
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| 1.ガイダンスと基礎学力チェック |
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| 今年度の学習スケジュール、評価法について説明。1年生の化学の力をチェックし、現状の実力を確認す |
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| る。 |
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| 2.原子と分子 |
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| 原子、分子からはじまり化合物を理解する。定比例の法則、倍数比例の法則 |
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| 3.不定比化合物 |
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| 実際の化合物の組成（不定比化合物）について学習する。 |
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| 4.化学の量的関係 |
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| 同素体、同位体、物質量、気体状態方程式を学習、演習を行い理解を深める。 |
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| 5.酸化と還元 |
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| 酸化数、ファラディーの法則、酸化と還元について学習する。 |
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| 6.酸と塩基 |
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| 典型的な無機酸、塩基を学習する。 |
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| 7.中和滴定 |
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| 中和滴定曲線、中和滴定を理解し、加えて計算演習を行い、理解を深める。 |
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| 8.酸・塩基と陽子の授受 |
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| 質量作用の法則、ルシャトリエの原理、電離、緩衝液、ブレンステッドの酸・塩基の定義を学習する。 |
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| 9.元素の周期律 |
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| 元素の周期律と原子の殻構造を理解する。遮蔽効果、イオン化エネルギーなどについて学習する。 |
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| 10.１４族元素の性質 |
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| 工学的に重要である炭素、ケイ素ならびにその化合物について学習する。 |
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| 11.ルイスの酸・塩基 |
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| ルイスの酸・塩基を学習し、他の定義と比較し、何故そのような定義の拡大が必要になったのかを学ぶ。 |
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| 12.配位化合物 |
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| ウェルナーの配位説を理解する。 |
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| 13.元素、イオン間の相性 |
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| ＨＳＡＢ理論を理解し、元素の違いによる化学反応の起こりやすさを学習する。 |
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| 14.Ｘ線と結晶内の原子配置 |
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| 結晶内の原子の配置、構造を理解する。 |
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| 15.無機化合物の名称 |
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