授業の目標と概要 |
組み込みシステムというCPUの使われ方が増えている。組込システム用CPUの数はPCなどに搭載されているCPUの数を大 |
きく上回っている。組み込み開発を行う技術者の不足が指摘されており,情報系の学生も,組込システムに精通する |
ことが求められる。本科目では,H8マイクロコンピュータのプログラミングを行ない,組み込みシステム開発の基本 |
事項を修得する。特にポート入出力,タイマ割り込み,シリアル通信を用いた演習を行ない,マニュアルや使用例を |
読み取って,自分の希望通りの動作をマイコンを用いて実現できるようにする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
履修済みのプログラミング言語,論理回路Ⅰ・Ⅱから引き継がれる科目ある。電子計算機II(マイクロコンピュータ |
のアセンブリ言語)応用計算機設計,卒業研究にさらに継続される。 |
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G1 ガイダンス |
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1.ポート出力と時間経過を考慮したプログラミング(LED点滅プログラム) |
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ポートと外部端子の関係 |
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2.高速点滅とPWM |
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3.ポート入力(ON-OFFスイッチの状態読み込み) |
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4.ポート入力,ポートPWM出力の組み合わせ |
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G2 試験問題の解説 |
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5.インターバルタイマ割り込み |
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記述方法,割り込みの概念 |
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6.シリアル通信ユニット |
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7.タイマー割り込みとシリアル通信ユニット |
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8.ラウンドロビン型疑似マルチタスク |
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教科書 |
著者:藤沢幸穂 書名:H8マイコン完全マニュアル 発行所:オーム社出版局
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補助教科書 |
著者:白土義男 書名:H8ビギナーズガイド 東京電機大出版局
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履修上の注意 |
演習は1人1セットのH8マイコンセットをPCとともに用います。手作りなので丁寧に扱うこと レポート提出はWeb管理される http://tokyo-ct.net/usr/kosaka/for_students/H8.html
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評価基準 |
機械語、アセンブラ言語の概念を理解でき、機械語プログラムを作成できるようになること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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