国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
物質工学創造実験
Experiments in Chemical Engineering for Creativity
担 当 教 官 全 員
学年、学科等 3年 物質工学科 実験
単位数 期間 選択 1 単位 通期 週1時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
学生の創造力や工夫する力を引き出すため、学生が自由に考えたり教員がアウトラインのみを示したテーマについて
実験をする。プレゼンテーショ能力の涵養も目的なので、保護者、一般社会人、中学生、物質工学科1・2年生など
を対象に実験結果を説明する時間を設けている。この授業を通じて、学生が自信を持って物作りの担い手である技術
者を目指すようになることを期待している。
カリキュラムにおける位置づけ
1年次、2年次の全ての科目で学んだ知識や技術を駆使し各自が創造力を発揮する。
授業の内容
1.グループ編成
  2~3人のグループとする。
2.実験テーマの選定
  過去の実験テーマの調査、図書館・インターネット等の活用、および、教員とのディスカッションにより決める。
3.実験計画書作成
  実行可能な実験計画を立てる。身の回りの資材活用など、費用を掛けない工夫をする。
4.実験
  毎週1時間の時間割通りで実施不可能な連続実験は、指導教員と協議の上、放課後または夏期休業中に振り替えて
かまわない。
5.実験の中間まとめ
  発表に向けて実験結果を整理し、必要なら実験を追加する。
6.発表の準備
  プレゼンテーション用パワーポイント、あるいは、ポスターの製作。
7.発表
  たとえば、学園祭行事として2日間一般公開し、ポスター展示とと口頭説明を行う。また、指導教員と話し合い、
外部の発表会に参加してもよい。
8.補充実験
  最終レポート作成に必要な実験の補充を行う。
9.最終レポート作成、提出
  あくまでも実験レポートである。実験科目で習ったレポートの書き方に準じること。目的、操作、結果、考察等を
わかりやすく示し、たとえば、後輩達がそれを読んで実験ができるような書き方を心がける。
 
 
 
 
 
 
 
教科書
補助教科書
履修上の注意
積極的姿勢と活発なディスカッションが必須。教官の助言は必要最小限とはいえ、教官を含めたディスカッションも有用。事故を防ぐため教官への報告・連絡・相談は怠らないこと。
評価基準
以下の方法により、創造性を評価する。
評価法
実験への取り組み姿勢40%,レポートなど30%,プレゼンテーション30%
学習・教育目標 東京高専
B-1,B-2,C-4,C-7,C-8,C-10,C-11,C-12,C-13,D-2
JABEE
(c)(d)(f)(h)