授業の目標と概要 |
C言語の修得を目標とする演習主体の授業である。ポインタを除く初級者の範囲とする。プログラムを読んでどのよう |
な動作が行なわれるか流れを追うことが出来ること。初級程度のプログラムを字下げを用いた書法で書くことが出来 |
ること。ファイルを自分で管理でき,必要に応じて,バックアップを取ったり,他のコンピュータに転送できるこ |
と。演習室をマナーよく使えるようになること。期限までに提出物を提出すること。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
PCの操作に慣れており,ファイルの管理も大体出来るところからスタートする。構造化されたC言語が理解できると, |
オブジェクト指向言語,非構造化言語であるアセンブラなども簡単に修得できるようになる。情報工学科の3年次以降 |
のほとんどのソフトウェア科目で用いられるプログラミング言語の修得が目的となる。 |
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G1.ガイダンス |
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1.Cプログラム第1歩 |
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printfとscanf,変数,プログラム形式,コンパイルと実行,ソースファイルの管理 |
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2.処理の繰り返し |
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forループ,連続加算,whileループ,dowhileループ,これらのループの使い分け |
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二重ループ |
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3.処理の選択 |
6 |
if,if-else,if-else if-else,switch-case |
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処理の繰り返しと処理の選択の組み合わせ |
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4.配列と文字・文字列 |
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配列,ソート,文字コード,文字列の扱い,二次元配列 |
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5.関数 |
10 |
組み込み関数,関数を作る,文字列操作関数 |
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段階詳細化 |
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6.変数の取り扱い |
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型変換,グローバル変数,関数内のスタティック変数 |
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7.ファイルの取り扱い |
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ファイルへの書き出し,ファイルからの読み込み,テキストファイルの処理,バイナリファイル |
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8.構造体 |
6 |
構造体の導入,簡易データベース,複素数構造体とサービス関数群 |
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-- ここまでが共通学修項目 -- |
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9.ポインタ 10.再帰 |
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アドバンスドコース1 マルチソースファイル |
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アドバンスドコース2 リスト構造 |
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アドバンスドコース3 PADによるプログラムの解析 |
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教科書 |
https://xythos.tokyo-ct.ac.jp/web/j/usr/kosaka/for_students/CIntro/CIntro.html またはミラーサイト
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補助教科書 |
松林勝志,小坂敏文他:"C・C++入門",森北出版
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履修上の注意 |
Web上の解説をもとに授業を進める。 https://xythos.tokyo-ct.ac.jp/web/j/usr/kosaka/for_students/exam/index.html ここの過去試験問題も要チェック。
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評価基準 |
「課題提出」(30%)+「定期試験ポイント」(70%)で成績をつける。C言語の基本を修得し,字下げに気をつけてプログラムを書いたり読めたりすること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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