授業の目標と概要 |
エネルギーの消費によって支えられてきた人類の進歩、産業の発展は、環境問題の激化、資源・エネルギーの不足 |
(または枯渇)に影響を及ぼしている。そこで、エネルギーに対する正しい理解、意識及び技術を持ちつつ着実に実 |
行でき、且つ、複合的な観点からエネルギー問題に対応可能な技術者を育成する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
「エネルギー工学」は、これまで修得した化学の知識を用い、更に社会学的要素が加わった「エネルギー問題」を扱 |
うものである。 |
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1.序論/エネルギーの基礎、日本、世界のエネルギー事情を知る。 |
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(1)エネルギーの分類、変換 |
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(2)エネルギー資源の現状と21世紀展望 |
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2.化石エネルギー/現在のエネルギーの主流である化石エネルギーの現状と今後について考える。 |
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(1)石油、石炭、天然ガス、その他 |
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3.電力/発電方法について知る。(最新技術を含む) |
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4.自然エネルギー/水力、地熱、太陽、風力、バイオマス、海洋エネルギーについて知る。 |
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5.核エネルギー/原子力発電の現状を知り、将来を考える。また、核廃棄物処理についても理解する。 |
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6.エネルギーの有効利用/プラントにおける省エネ(エネルギー回収方法)方法について理解する。 |
4.5 |
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教科書 |
エネルギーの科学、著者:安井伸郎、発行所:三共出版
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補助教科書 |
エネルギー工学、著者:平田哲夫ら、発行所:森北出版
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履修上の注意 |
授業にて教科書を補足するプリントを使用する。予習復習など十分な積極的姿勢を求める。歴史、地理、その他社会情勢にも興味を持つことにより、エネルギー工学の理解が深まる。
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評価基準 |
エネルギーに対する正しい理解、意識及び技術を持つこと(試験にて60点以上合格とする)
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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