国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
錯体化学
Coordination Chemistry
担 当 教 官 城石 英伸
学年、学科等 5年 物質工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
錯体は化学の枠を超え,生体,創薬,新素材,エネルギーなど,大きな広がりを見せている。授業では,錯体の基礎
学習し,物性,構造を理解する。また,最新のトピックスに触れ,どのように応用されているかを学習する。
カリキュラムにおける位置づけ
 無機化学や分析化学と関連する。
授業の内容 時間
0. 無機化学・分析化学の復習 2
1.錯体化学の基礎的事項 4
 分子の立体構造・錯体の命名法について学習する。
2. 錯体の立体構造 6
 錯体の構造と対称性・錯体の構造を決定する要因について学習する。
3. 錯体化学のトピックス 4
 錯体化学のトピックスを班に分かれて調査研究し,発表する。
4. 配位結合と錯体の性質
 金属イオンの電子配置・結晶場理論について学習する。 7
5. 錯体の溶液中の性質
 配位子置換反応・逐次生成定数について学習する。 6
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
錯体化学 佐々木洋一,柘植清志著,裳華房
補助教科書
履修上の注意
無機化学について復習しておくこと。授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。
評価基準
下記評価方法において60点以上取ること。発表会の得点は定期試験の得点に加算することとする。
評価法
定期試験60%,レポートなど40%
学習・教育目標 東京高専
C-4,C-6
JABEE
(c)(d)