授業の目標と概要 |
①国際社会で生きる技術者として必要な、近現代史を中心とした日本史の基本的知識を身につけ、②自ら課題を設定 |
して調査し、自分の考えをまとめて発表する能力を養う。そのため前期は通常の日本史の授業を行い、夏休みにレ |
ポートを課し、後期の授業では通常の授業に交えて一人一人がレポートを発表する演習形式をとる。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
近現代を中心とした日本史の知識を身につけ、自ら課題を設定して、資料を取捨選択しながら客観的に考察して分析 |
し、発表をしていく、積極的な取組が求められる。このような教育を通して国際社会に主体的に生きる日本人技術者 |
としての資質を養う科目と位置づけられる。 |
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1、戦国時代の日本 戦国時代全体を概観し、「戦国時代の特徴は何か」、「いかにして天下統一は実現 |
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されていったのか」、「西洋文明(キリスト教)との接触はどのような問題を引き起こしていくのか」と |
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いったことなどを考えていく。 |
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戦国時代の特徴 |
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キリスト教の伝来 |
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天下統一 |
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2、江戸時代の日本 江戸時代の「武士道」を概観し、「江戸時代の「武士道」とはどのようなもので |
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あったのか」、「武士道の考えは現代にいかなる影響を与えているのか」といったことなどを考えていく。 |
2 |
武士道 |
2 |
暴君と名君 |
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3、明治維新と日清・日露戦争 明治維新から日露戦争までをとりあげ、「なぜ明治維新は起きるの |
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か」、「日本は日清・日露戦争をどう戦ったのか」、「日露戦争の勝利は日本をどう変えてしまうのか」と |
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いったことなどを考えていく。 |
2 |
明治維新 |
4 |
日清・日露戦争 |
2 |
日露戦争後の日本 |
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4、太平洋戦争への道 日露戦争終結から太平洋戦争開戦までをとりあげ、「近代文明の発達は人類に何 |
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をもたらしたのか」、「なぜ世界恐慌は起きたのか」、「なぜ日本は大陸進出を目指してしまうのか」と |
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いったことなどを考えていく。 |
2 |
第一次世界大戦 |
2 |
世界恐慌 |
2 |
軍部の台頭 |
1 |
5、レポートの書き方 調査の方法、レポートの書き方を理解する |
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6、太平洋戦争の敗戦 太平洋戦争をとりあげ、「日本は太平洋戦争をどのように戦ったのか」、「日本 |
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の敗因は何であったのか」、「敗戦は現代の私たちに何を教えているのか」といったことなどを考えてい |
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く。 |
3 |
太平洋戦争 |
2 |
沖縄戦 |
2 |
原爆の投下 |
6 |
7、レポートの発表 夏休みのレポートをもとに、各自10分程度の発表をする。 |
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8、戦後の日本 太平洋戦争の敗戦から現代の平成時代までをとりあげ、「日本国憲法はどうつくられた |
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のか」、「東京裁判とは何か」、「靖国問題とは何か」、「なぜ日本はバブル経済に突入していくのか」と |
2 |
いったことなどを考えていく。 |
4 |
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