国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
光エレクトロニクス
Optical Electronics
担 当 教 官 新國 広幸
学年、学科等 5年 電気工学科 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
 本科目では、光通信や光ディスク(DVD等)を実現させる基礎技術である光エレクトロニクスについて学ぶ。光の性質
及び光と物質の相互作用について学習し、それらの原理を基にしたレーザ、光ファイバ、光検出器等の動作原理、特
徴について理解する。
カリキュラムにおける位置づけ
 光は電磁波の一種であるため、その振る舞いを理解するには「電磁気学Ⅰ」、「電磁気学Ⅱ」、「電磁気学Ⅲ」を
十分に修得していることが必須である。また、レーザ、光検出器の動作原理である光と物質の相互作用について理解
するために、「半導体物性」、「電子物性工学」のいずれかを修得しておくことが望ましい。
授業の内容 時間
1.光エレクトロニクスの歴史と学ぶ意義 2
2.レーザ光の特徴 2
3.光の性質 9
 偏光、反射、屈折、干渉、回折、集光
4.レーザの発振原理 1
後期中間試験 0.5
4.レーザの発振原理(続き) 3
5.種々のレーザとLEDについて 2
6.光検出器(フォトダイオード、太陽電池、CCD、CMOS) 2
7.光エレクトロニクスの応用(光通信、光メモリ、透明マント等について、各自で調べてきてもらい授業で 8
説明してもらう)
学年末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
書名:光エレクトロニクス入門(新版)、著者:西原 浩、裏 升吾、発行所:コロナ社
補助教科書
履修上の注意
 微分積分学、線形代数学、解析学、応用数学、電磁気学の基礎事項を理解していること。
評価基準
0.3×中間試験+0.3×期末試験+0.4×レポートを100点として評価する。光の基本的な特性を理解でき、各種光デバイスの設計ができること。
評価法
定期試験60%,レポートなど40%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)