【機械工学分野】 |
機械工学で求められる物を設計(考案、デザイン)、製図(表現)、製作(実現)する過程の内の製作(実現)の実習を |
する。ものづくり教育センターにおいて、 |
(1)「旋盤」による四輪車模型の部品製作 |
アルミ丸棒から四輪車模型の部品である4つのタイヤを旋盤で加工する。 |
(2)「仕上げ」による四輪車模型の部品製作 |
アルミブロックに卓上ボール盤で穴あけする。車軸とタイヤにねじを切る。 |
(3)「CAD/CAM」による「キーホルダー」製作 |
アルミ板に描く図案や文字列を自分で考案し、CADで作図し、そのデータを使用してCAMによって、マシニングセン |
ター等のNC工作機械を使用して、キーホルダーを製作する。 |
(4)「鋳造」による「表札」製作 |
自分のデザインした表札用の文字や絵を半田ごてを用いてスチレンボード上に描いたものを用いて砂による鋳型を |
作成し、溶解したアルミニウムを鋳込んで、冷却後に取り出して、表札を完成させる。 |
(5) 「四輪車模型」到達距離コンテストと発表会 |
「四輪車模型」を組み立てて、坂を下らせた際の到達距離を競うコンテストを実施し、その結果に対してグループ |
討議したものをクラス内で発表する。 |
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【電気工学分野】 |
電気工学の基本事項に関連した以下の体験学習を行う。 |
(1)ハンダづけによる電子工作(2回) |
テスタ及びマイコンボードを製作し、ハンダづけを利用した電子工作を体験する。また、製作したテスタを用いて |
電流、電圧、抵抗の測定を行う。 |
(2)PICマイコンを用いた電子工作(2回) |
PICマイコンを用いたLED点滅実験を通して、基本的なプログラミング技術、ブレッドボードを用いた電子回路の |
組立て方法について学ぶ。 |
(3)太陽電池の特性測定(1回) |
太陽電池の特性測定を通じ、太陽電池の性質を理解するととも測定結果の整理方法(グラフの書き方等)を学ぶ。 |
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【電子工学分野】 |
電子工学の基礎として直流回路の法則、電子デバイスの仕組みを学びながら、基本的な電子計測技術、測定結果の |
整理方法(グラフの書き方等)を修得する。次の5項目について各種計測機器に触れながら体験学習する。 |
(1)直流回路の性質 |
直流回路の法則を学び、抵抗や電圧降下の測定法を修得する。電流の測定方法、直列回路の電圧降下測定法、ダイ |
オードの性質を理解する。 |
(2)光エレクトロニクス |
ものづくり体験や光通信実験を通じ、光エレクトロニクスの基礎を学ぶ。 |
(3)電流と磁界の相互作用 |