国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電子応用
担 当 教 官 永吉 浩
学年、学科等 5年 電子工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
これまでに学んできた電子工学,半導体工学などの学問がテレビジョンというシステムにどのように使われているか
を理解。各種表示デバイス、撮像デバイス、光源の動作原理について理解する。
カリキュラムにおける位置づけ
電子工学全般に関連する。特に通信系の科目は密接に関係するが、基礎理論で充分であり、応用の一分野となる。
授業の内容 時間
1.テレビジョン画像の基礎 走査と蓄積,画像信号の構成,伝送方式,受信機について理解する。 8
2.撮像デバイスの基礎と応用 撮像の原理,人間の眼と撮像デバイスの比較,電子管から固体デバイスへの 4
展開,CCD,CMOSセンサ,撮像デバイスのカメラ応用について理解する。
3.表示デバイスの基礎と応用 ブラウン管(モノクロ・カラー),液晶ディスプレイ,PDP,新しいディ 6
スプレイ(FED,MMDなど)について理解する。 4.5
4.照明:白色光源のイノベーション、各種光源の原理と特性:LED,LD、EL、放電ランプ、ガス灯、レーザ 5
ー、蛍、他
5.記録デバイスの基礎と応用 記録の基礎,テープ,HDD,光ディスク,新しい記録技術(垂直磁気記 2
録,磁性半導体など)について理解する。
6.特殊なテレビ画像 立体,不可視カメラ,医療用画像技術の基礎を理解する。
7.放送に関するトピックス デジタル放送,ハイビジョンの基礎を理解する。
前期末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
特になし
補助教科書
特になし
履修上の注意
知識として、これまでに学んできた電子工学,半導体工学の内容を理解しておく。また、高校程度の物理,数学,化学などを前提とする。授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。」
評価基準
テレビ放送の概要を理解する。放送の最先端技術と学校で学ぶこととの関係を把握する。
評価法
定期試験40%,レポートなど60%
学習・教育目標 東京高専
C-5,C-6
JABEE
(c)(d)