教科目名
電子工学実験Ⅳ
Electronic Engineering Laboratory IV
担 当 教 官
:
永吉 浩、小池 清之、永井 翠
学年、学科等
:
5年
電子工学科
実験
単位数 期間
:
必修
4 単位
前期
週8時間
(合計 120 時間)
授業の目標と概要
4年次までに習得した専門基礎知識をもとに、電子工学分野における複合的及び総合的な内容をもった実験を経験
して専門知識の理解を深めるとともに、未知の問題に対する解決方策を探る素養を身に付ける。また、実験時間を利
用して、電波法規の調査と演習も行い、その基礎知識を修得する。
カリキュラムにおける位置づけ
デジタル回路,コンピュータ工学,プロジェクト演習の授業形態が「講義+実習」の形で実施されており、それを踏
まえたものづくり教育の総仕上げとして、個々の学生が自分のオリジナル機器を企画・立案し、設計・製作,動作確
認・評価、発表まで行う.
授業の内容
1)電波法規調査・演習、及び電気通信事業法
の概要
電波法規に関する調査と演習を行い、基本的知識を修得する。また、電気通信事業法に関して、公衆通信の取り扱い
や無線局の委託など基本的な内容として、概要、用語定義、通信の検閲禁止、通信の秘密保護、重要通信の取り扱い
などの基本項目を理解する。
2)電子装置設計
ディジタル・アナログ混在回路を含んだオリジナルな電子装置を設計する。
3)回路基板の製作
プリント基板上への部品の取り付け、配線
4)本体加工、内部配線
本体加工、内部配線
ケース加工、部品取り付け
基板の取り付け、配線
5)特性測定
6)作品に関するプレゼンテーション
アイディアの概要、装置の動作原理、設計、評価結果等についてプレゼンテーションを行う。
教科書
補助教科書
履修上の注意
実験ノート、関数電卓、グラフ用紙を持参すること。
評価基準
レポート、作品、プレゼンテーションの内容から総合的に評価する。
評価法
レポートなど30%,プレゼンテーション30%,作品40%
学習・教育目標
東京高専
C-3,C-7,C-8,C-9,C-10,C-11,C-12,C-13
JABEE
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