国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
実践プログラミングⅠ
Practical Programming I
担 当 教 官 鈴木 雅人、北越 大輔
学年、学科等 3年 情報工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
基礎事項として,ポインタおよび再帰について学習する。次にデータの表現方法や効率の良いアルゴリズムの実装能
力を身につけるため,基本的かつ代表的なアルゴリズムとデータ構造について学習する.
カリキュラムにおける位置づけ
本科目はプログラミング言語の上位科目,実践プログラミングⅡ・実践プログラミングⅢの下位科目として位置づけ
られている.
授業の内容 時間
G1.ポインタ 4
G2.再帰
1.アルゴリズム概要 2
 ・アルゴリズムとは
 ・データ構造(配列・キュー・スタック・リスト・グラフ・ツリー)
2.ソート 6
 ・単純ソート(バブル・選択・挿入・シェーカー) シェルソート
前期中間試験 1
3.ソートと探索 18
 ・クイックソート  ・マージソート ・ヒープソート
 ・線形探索/二分探索
前期末試験 1
4. 文字列検索 4
 ・直感的な文字列検索
 ・KMP法 ・BM法
5. 配列とポインタ
 ・構造体とポインタ リスト構造 ・ツリー構造
 ・ハッシュ 12
後期中間試験 1
6. グラフ構造を用いた経路探索 8
 ・深さ優先探索 ・幅優先探索
 ・ダイクストラ法 ・フロイド法
7. 基本情報・ソフト開発における「アルゴリズムとデータ構造」 4
学年末試験 1
   
   
   
   
   
教科書
Web教材
補助教科書
履修上の注意
原則として授業の後半でC言語によるプログラミング演習を行なう.課題が授業時間内に終わらないことも予想されるので,自宅にプログラム開発環境を構築することが望ましい.
評価基準
C言語の文法および基本的なアルゴリズムとデータ構造が理解できており,プログラムを自作できること.
評価法
定期試験70%,レポートなど30%
学習・教育目標 東京高専
C-8
JABEE
(d)